今日のこあら
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こあらの上海旅行記(まとめ

こあらの見た風景(要はブログ) スタートしました。


2002年09月17日(火) 三つ子の魂百まで?

きょうの定時後、社員食堂でちょっとした宴会。
今月20日付で定年退職なさる人と、来月1日付で異動してくる部長の
歓送迎会だ。
最近、社内報を見ていると、会社を退職なさるのは関連会社に出向とか、
早期退職制度を使って依願退職する人がほとんど。
だから、定年という響きは、久しぶりに聞くような気がする。
いずれにせよ、長い間お疲れ様でした。

きょうの歓送迎会の席にはお寿司が並んでいた。
近所の「回らないすし屋」から調達してきたものだ。
おぉ、さすがに値が張るだけあっておいしいね
・・・でも、比べたくても回るすし屋のすしを食べたことないんだよな、僕。

そう、僕は、実をいうと回転寿しを食べたことがない。
「幼い頃に家族で」というのが、回転寿しデビューの典型かもしれないが、
なにせ両親がすし屋だと、
そういうお店につれていってもらえるはずがない。
大学受験のときは、夜食にと、あまったネタで握りや巻物を作ってもらっていた。

そして学生時代。京都は学生にやさしい町で、
カウンターのある普通のすし屋でも、安いお店は多いのよね、おいしいし。

そして社会人になって・・・
なんとなく「あえて行く必要はないか」と、
すし屋といえばカウンターのあるお店へと行ってしまう私。
お寿司がまわっていると、全然すしを食べている気になれないというのが
正しいかもしれない。
幼い頃から見ている両親の姿を、
回転寿しにはオーバーラップできないからだろう。

私の妻しばさんは、回転寿しは幼い頃1度だけ行ったことがあるそうだ。
でも、あまりのまずさに辟易したらしい。
そのせいか、彼女の場合「行くのはかまわないが、おいしいところ」にしか
行きたくないそうな。(←当たり前でしょうが・・・)

ちなみに、彼女も元すし屋の娘なので(これはつい2・3年前に知りました)、
味には結構うるさい。「行ってもいいけどおいしいところ」といわれても、
「そもそも乗り気でない」こあらは市場調査に行くはずもない。
よって、二人とも回転すし屋には行かないのである。

おいしいものを安く大量に購入して、ネタをどんどん提供するから、
回転すし屋のほうがネタはいいものがそろっていることがあることも、
頭ではわかっています。
でも、職人さんの握る姿を見ながらお寿司を頂くのが、僕の基本なんです。

ちなみに、よくある小僧寿しチェーン(関東に来てから見ないなぁ・・・東京にあるのかな?)のような、テイクアウト形式のお寿司は、
お弁当として提供されれば頂きます。
でも、こちらから積極的に購入するようなことはいたしません。

味をうんぬんの問題ではなくて、
「寿司は買うものではなくて、親に作ってもらうもの♪」という考えが、
どうしても抜けないから。

幼い時の食生活の影響なんだろうな。


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