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こあらの見た風景(要はブログ)
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2002年08月13日(火) |
日本語よ、どこいった? |
私の勤めている会社は、何度か書いたように中途半端なIT企業である。
そのせいか、そこで使われる日本語はとても奇妙なものが多い。
たとえば
「お客様は、多種多様なニーズに対し、メーカーやベンダの枠を超えた
シームレスで一貫性のあるサービスをフルタイムで提供することを求め…」
「お客様の様々なニーズに、ワンストップでソリューションを提供する…」
などという文章が、平気で社内をまかり通る。
このカタカナ語。カタカナである必要はあるのだろうか。
全部、従来の日本語に置き換えてもいいような気がする。
だいたい、こういう言葉を振りかざして、一つ覚えで繰り返すのは、
何も事情をわかっていない幹部連中である事が多い。
たぶん、カタカナのほうが「IT企業」の語感にぴったりするからだろう。
言っているほうもかっこいいと思えるようだし。
この傾向、いつまで続くのかな。
永遠に直らないんだろうな・・・
明治の先人が、必死に訳語を作っていらっしゃった事がまぶしいよ。