、まとめ
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こあらの見た風景(要はブログ)
スタートしました。
2002年05月17日(金) |
いいかげんにしてほしい |
中国の日本領事館の例の事件。
中国の対応を見ていると、正直言って腹立たしい。
中国では、日本はまだ属国としてしか見ていないらしい。
まぁ、「中華」人民共和国ですから、日本は「東夷」なんでしょうけど。
念のため言っておくが、
私が気に食わないのは、中国という「組織」であって、
中国人という個人の問題ではない。
ただ、もっと愕然とするのは日本の外務省。
どうして報告書を提出した後に、こんなに新事実が出てくるの?
官房長官は「日本と外国とどちらの政府の言うことを信じる?」と発言し、
総理大臣は「日本の悪いところだけを報道するのは、自虐的だ」といっているけど、
まともに調査することもできない。
または、調査しても公表せずに包み隠してばかりの外務省を
どうやったら信用できるの?
学生時代の友人が、霞ヶ関に勤務していることと、
自分がかつては志したところということもあり、
霞ヶ関の官僚については、普通の社会人よりは肯定的な評価をしている。
しかし、
今の外務大臣の最近の答弁を見ていると、
民間出身とは言うけれど、やっぱり官僚出身なんだなぁ・・・とおもう。
僕が学生時代の就職活動をしたときに、霞ヶ関のキャリア組から受けた、
「こんな人にはなりたくない」という印象を、大臣の言葉の端々に感じてしまう。
といっても、
「だから、外務大臣を変えるべきではなかった」とはならないと思う。
前外務大臣のままだったら、もっと恐ろしいことになっていたんだろうな。
それに、
現在の大臣以外に、外務大臣になってほしい政治家なんていないし。
みんな批判するだけで、なにも実行しないんだもん。
こういうことが続くと、本当に政治不信がつのってしまう。
ヒトラーの再来、なんてことになったらどうするの?