、まとめ
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こあらの見た風景(要はブログ)
スタートしました。
入籍して早2ヵ月と少し。しばとこあらの間に全く昇らない話、それは「新婚旅行」。少なくとも僕に関して言えば、「どうして結婚したからといって旅行に行かなくてはならないの?」というくらい全然興味がない。ただ、実際に新婚旅行について聞いてきた人に本当にこのように言ってしまうと、相手が引きつった笑顔のままを固まってしまうので、気をつけるようにしている。
今日は予約をしていなかったけど、空きがあったので駅前留学。
僕はいま「レベル4」にいる。始めた1年前は柴と同じ所だったのだけど、1年間のたゆまざる努力(と、どんどんレッスン代を出してくれる会社)のおかげで、何とか今のところまで登ってきた。
このレベルにいる他の生徒さんは、だいたい「海外に住んでいました」とか、「海外旅行が好きです」という人が多い。今日もNYに滞在していたことがある人と、ロンドンに語学留学していた人と一緒だった。
このような構成になると、僕にも「海外に滞在したことある?」とか「旅行したことがある?」という質問が来るのだが、申し訳ないが海外にはまったく興味のない私としては、答えに困ってしまうのである。
もし、海外についてのモチベーションの高い人なら、たとえ行ったことのない人でも話はしやすいだろう。でも、僕は海外に行ったこともないし、行きたいとも思っていないのだ。これを取り繕うため、かつては「アメリカに行きたいんです」などと嘘をついていたのだが、最近は(これも半分は嘘なんだけど)「業務命令です」と言うようにしている。行きたいとも思っていないところに行きたいというと、「行ってなにをしたいの?」のような次の質問に対して答えられないからだ。ただ、業務命令という言い方も、僕としては楽なのだがレッスンの雰囲気を完全に壊してしまう場合があり、注意を要する。
だいたい、なんで英会話を学ぶ人は海外に興味をもたなくてはならないのだろう。「人はみな海外旅行をしたいものである」という前提で会話されるのがたまらなく不愉快なのである。
たぶん、海外に興味がないのは僕の食わず嫌いだろう。でも、僕の野菜の好き嫌いを、無理やりでも食べさせるとか、食後のおやつをちらつかせながら練習させていくうちに直したように、僕が海外にどうしても行かざるを得ないシチュエーションになるか、何らかの「報酬」が得られることが約束されない限り、海外に行くことはないんだろうな・・・。
「海外の文化に触れること」は僕にとって「報酬」にならない。僕の海外熱に火がつくのは、一体いつになるのだろう。