chipperの日記

2018年05月22日(火) 集大成・その一


「陰陽師」十二〜十三巻に収録されている
「三國相傳陰陽輨轄 簠簋内傳金烏玉兎緑玉碑文」を読んで、
自分なりにあらすじをまとめてみました。以下、自分用にメモ。


【一、復活】
藤原兼家、新嘗祭の不参の罰で兵部大輔に配属される。実質の左遷。
兼家は、源高明か実兄の藤原兼通が新嘗祭の前に自分を拉致・監禁したと推測する。

智徳法師、浜辺で海から出てきた蘆屋道満(外見は比丘尼)を迎え入れる。
→「また若返って…」とあるので、以前にも呼び出したことがある?

【二、嵐】
智徳と道満は都を目指していく。
都では大雨が降り続き、以来、疫病が流行っている。
智徳たちを見て、人々は流行り病を封じて歩く法師ではないかと噂する。

【三、白比丘尼】
源博雅は邸宅で琵琶を弾きながら、帝の身を心配する。

中宮がもうすぐ出産を控えている最中、帝は中宮の妹・登子とイチャコラ。
源高明は春宮の乳母からの忠言でそのことを知る。
登子は姉の容態が心配なので、巷で噂の道満法師に見てもらっては
と帝に提案し、帝もこれを承諾する。

晴明は都に道満たちがやってくることを恐れながらも、
これからひと仕事成し遂げようと決心する。


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