先週末、放送された「黒井戸殺し」を見ました。
原作アガサ・クリスティ、脚本・三谷幸喜で 面白くないわけないだろ!と思ってみたら、面白かったです。 アクロイド殺し→黒井戸殺し、タイトルからして面白い。 この間、やってたテレ朝のよりも良かったですね。
テレ朝版は現代風にアレンジしたのが裏目に出て、 ちぐはぐとした変な違和感を感じたけど、 フジテレビ版は原作の年代はそのままに、舞台を日本に置き換えてるので、 違和感を感じることなく、ポアロならぬ勝呂の世界に入り込めました。
萬斎さんが演じる勝呂武尊はすごく濃いキャラなんだけど、 不思議と馴染むというか、周りも濃いので、気にならない。 そこに町医者・柴を演じる大泉洋の普通さが加わると、 ちょうど良い感じに中和されて、不思議とまとまるんですよね。
ドラマじゃなくて、舞台を見ているような気分になりました。
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