chipperの日記

2017年03月14日(火) 嫌いじゃない


今日は「ミスト」を見ました。

原作スティーブン・キング、監督フランク・ダラボン、
「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」のコンビに、
期待が高まりますが、見た後に後悔する、気持ちが凹む等、
鬱な映画として有名なので、前から興味がありました。

ミストという題名通り、霧が舞台設定のポイント。
「霧の中に何かいる!」と男性が駆け込んでくるところから
話は始まり、主人公たちはスーパーに閉じ込められます。

得体の知れない謎の触手や大量発生した異形の虫に襲われたり、
神の怒りに触れた罰よ!と叫んで、群衆を誘導する宗教おばさんが現れたり、
パニック映画にありがちな展開ですが、最後に主人公たちはスーパーから脱出。
しかし、行けども行けども霧は晴れず、ついに車のガソリンも尽き…

あー、こういう終わり方かぁ。確かに救いがない。
いつだって希望を捨てちゃいけないと思いつつ、
生きてるとそういう気持ちも薄らいでしまう。

だからこそ映画は現実を忘れて楽しみたい!
という人には到底オススメ出来ない映画です。
現実にはあり得ないことのオンパレードだけど、
見終わった後の何とも言えないモヤモヤ感がとてもリアル。


 < 過去  INDEX  未来 >


chipper