今日は「これぞ暁斎!世界が認めたその画力」を見てきました。
イギリス在住のゴールドマンという人が集めた 暁斎の作品がズラリと173点も展示されています。 今回初めて河鍋暁斎の作品を見ましたが、 とってもセンス溢れる画を描く人だなぁ。
芸者を猫に、役人を鯰に擬人化して、猫が鯰の髭を引っ張っていたり、 鍾馗(中国の邪鬼を祓う神)が鬼をサッカーボールのように空高く蹴り上げていたり、 足長の上に手長が乗って、更に手長猿、手長エビが乗って、 エビが月を掴もうとしていたりと、全ての画がセンスあり過ぎ!
個人的に「柳に鴉と鷺」が気に入りました。 正面を向いた鴉の何ともマヌケな表情が良いなー。 鴉の画ばかり集めたゾーンがどれも大体気に入りました。
ゴールドマン曰く、「暁斎は楽しい」からコレクションを始めたそうですが、 まさにその通りだなー。見ていて、思わず笑みがこぼれるような そんな楽しい気持ちにさせてくれる画家ですね。 知れて良かったなー。機会があったら、他の作品も見てみたいです。
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