伊坂幸太郎「SOSの猿」を読了しました。
一体、何と形容すれば良いのか。 悪魔祓いを副業にしている私がひきこもりの青年と対峙する「私の話」と 株で300億円の損害を出した誤発注事件の原因調査をする「猿の話」、 二つの奇妙な物語が交互に出てきて独特の世界を作り出しています。
なんて、あらすじを書き起こしてもちっとも要領を得ないし、 この小説ほど言い表すのに頭を悩ませるものもないなぁ。 解説で「妙な小説」とあったけど、まさしく、そう。 自分はヘンテコなものは好きなので、終始面白く読めました。
勧善懲悪のスカッとした展開はないけど、 悪に立ち向かうにはどうすればいいのか? という純粋な疑問を体現している物語。
悪い奴がいる。助けを求めている人がいる。 ならば、悪い奴をやっつけよう! 投げかけているメッセージはすごくシンプル。 だけど、どうしてこうなった!?
こんな小説は見たことない(褒め言葉)
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