「奥入瀬渓谷殺人情景」風見修三
奥入瀬と八甲田周辺を舞台にした旅情ミステリー。 ちょうどこれから八甲田山へ旅行に行くし、 その土地の風景や名物などを頭に巡らせながら、 一足先に空想旅行してみるのも良いなと思い、読んでみました。
本格ミステリーではなく、二時間ドラマのようなストーリー展開。 主人公が見知らぬ土地を訪れる→事件が起きる→首を突っ込む→ 疑わしい人物が逮捕される→また事件が起きる→首を(ry 本当にドラマを見ているような感覚でさらりと読めました。
解説では浅見光彦の名前が出ていましたが、 まさに主人公の耕平はそんな感じの優男。 あって間もない女性に惚れるし、叔父さんは警察関係者だし、 最後の最後できっちりフラれるあたりテレビのお約束にも感じます。
耕平は駅弁に目がないというキャラ付けも 旅情ミステリー成分を大いに引き出しているかと。 題名通り奥入瀬渓谷の描写が多くて、八甲田山については あまり触れられてなかったのが残念でしたが、充分楽しめました。
|