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2006年11月10日(金) |
今日の文章はすごい重たいです |
タイトルは一応、警告です。 体に溜まったらよくなさそうなものを、吐き出すためにここを利用します。でとっくすですよ流行ですよぅ。 ここに比べれば閉鎖的なmixiでもいいのですが、それでは読める環境にある人限定で、足跡もついちゃうし、要らんもん読まされてしまう、ということにもなりかねません。 世界中に毒をばらまきたいわけでも、ないけどさ。
ええと。死ぬとか自殺とか、そういう話です。面倒そうだと思う人は、ブラウザバックでお戻り下さい。
ていうか、私にとってもひたすら面倒な話なんだけどね。 私自身が自殺願望があるわけではないです。あってたまるか。
私は面倒くさがりです。 とても面倒くさがりです。自分の興味を持ったこと以外の面倒は、心の底から嫌いです。 人形服みたいなちっこいのちまちま作る面倒は、興味を持ってることだからいいの。むしろ大好きなの。そういうのでなくて、人間関係とか掃除とか家事と(ry
とにかく。 人から「もう死んじゃおうかなーと思って……」とかいう電話をもらうのは生涯2度目です。 ああ最悪な電話だ。これ以上の面倒な話はない。
そして、その答えに「死にたい奴はとっとと死んでしまえ」のような言葉を投げつけたのも2度目です。
面倒なんだよ……
私がどうして彼女の悩みの相談事をしているかというと、親切心とか友情とかそういうものではないです。 親切、私はそんなに慈悲深くないです。 友情、双方向のものだと思うから、となると少なくともこちらからはないから、友情ではないです。 面倒だからです。 ぐだぐだ悩みを垂れられてね。私にどうしろと。そんな悩みなんですいつもいつだって。ぐだぐだループをもう何年も。 面倒だから、早く解決して欲しいので、私はいろいろ慰めたり叱咤したり批判もするし応援もしてきたんです。やる気が全然ない人ではないと思ってきたからね。 彼女に自信がついたら、こういう悩みもふっとぶんじゃないかって、そしたらこんな面倒なメールは来なくなるだろうって、だから私は自信がつくようにいろいろ助言のようなものをしてきたんです。 ときどき私は自分に勘違いをしましたよ、ああなんて口が上手いんだろう私ったら、と。PHP出版の本でも書いているみたいだーとか思ったりしたよ。
でも、私にはカウンセリングできるだけの力がなかった。 いや後悔とかしてないよ、カウンセリングしてあげたかったわけじゃないもん。 私はできるだけの助言はしたさ……
あちらは私のことを全然考えてくれてないよ。 考えていないわけじゃないって。向こうも考えているつもりなんだろう。でも、すごい足りないよ。すれ違いすぎるよ。私のことを全然わかっていないんだよ。
もうこっちも疲れましたー疲れましたんですよー。 何度もループして、いつも同じところで引きずっていて、質問ばかりされ、それでいて私の提案の結果はいつもくれず、 だいたい私は楽しくない。
冷たいようだが、悩みメールは楽しくないのだ。 読む方の気力も削ぐのだ。
なので近頃はあまり返事もしなくなった。だって何を言っても無駄なんだもの。建前と本音がぐちゃぐちゃ入り交じるもの。 もう長年つき合ってきたので、ころころ変わる言葉の本意はだいたい読めるんだけど、あっちは気がついていない。私をそれで振り回していることを。
そしたら、電話を寄越すわけですよ。 一応、気をつかっているようでね。私のいい時間に、電話をしてね、と。
ちょっと待て。 なんで私から電話せにゃならんのですか。 こっちには話したいことなどない。(したところで噛み合わないんだもの。つうかそもそも私はあまり悩む質ではないし、彼女に相談できるレベルの悩みを思い付かない) あちらの悩みをきくために、子供を寝かしつけた深夜にこちらから電話代をかけて電話をしなくちゃならない。 アホですか。私はそんな仏様のような慈悲深い心は持ち合わせちゃいない。
常識がね…… ちょっとね。 言われたことがないでもないらしい。派遣で行った先の上司に言われたことがあるらしいよ。
まあとにかく。 私は元々電話もそれほど好きではないので(うちの電話料金はおもしろいくらい少ないよ)、そう言ったよ。電話は好きじゃない、と。
でもそういうメール会話した数日後に、また来たよ。「よかったら電話ください。」 よくねえよ。
だから電話しないでいたら、また数日後に電話かかってきて、まあそれが今日だったんだけど、これから子どもたちと風呂ーとかいう時間に、「今いいかなあ、忙しい?」とな。 でも、わざわざ電話かけてきてるんだし、忙しいと切ったら「後で電話ちょうだい」とか言われるんだろうなと思ったら余計面倒になったので、「用件はなあに」みたいな問い方をした。 そしたら、「もう、死のうかと……」みたいなことを。
ぷちっと切れてしまった。
私は冷たいんだと思うよ。人としてどうか、と思う人もいるかと思うよ。 だから、私を擁護しないでいてください。ここを読んでいる皆様。 自分でも十分わかっているんだ。「でも、そう言いたくなる気持ちもわかるよ……」とか言ってもらえちゃうと、実際あなたは彼女を知らないのにどうしてそんなに軽々と私をかばえるのですか、と言いたくなってしまうんだ。
しばらく彼女と話して、そのうち私は本当に切れてしまってね。電話に向かってものすごい怒鳴っていた。 本当に死にたい奴は、こんな電話してくる前にとっくに死んでるんだよ。死んじゃいたいって、止めてくれって言ってるんでしょ。今からここに来いって言ってるわけ? こっちの迷惑も考えろっての。こんなこと電話で言われて、はいはいそうですかって言える奴なんかいないっての。本当に死んじゃいたいなら、とっとと死んじゃえばいい。甘ったれるのもいい加減にしてよ。 こんなことを叫んでいたような記憶がある。耳にプーップーッという音が届いて、向こうが切ったことを知ったよ。
なんか先に切られてちょっと悔しかったw いや、前回別の人にそんなようなこと言ったときは、こっちからがしゃんと切ったものでね。
甘ったれるのもいい加減にしてよ。 多分これが一番私の言いたかったことかもしれない。 彼女は、彼女の中ではぎりぎりのぱつぱつだったかもしれないが、こっちからすれば、ものすごい甘えているように見えていたんだ、今までずっと。一時期彼女の恋人だった人が、ものすごいぎりぎりぱつぱつの、それこそ明日食うのにも困るくらいの生活をしているような時期があったのに、彼女はそのそばにいたはずなのに、何も学んじゃいなかったんだ。
もうとっくに彼女に呆れていたんだ。 だから、最近の私からの彼女へのメールは、結構辛辣な表現とか、とげとげしたものがそのまま現れていた。 でも彼女のすごいところ。全然それをわかってなかったみたい……。 いや、気付いていたかもね。でも、そうなる真意をくみ取ってはもらえてなかったよ。
彼女は私を(私に限らず、その恋人だった人とかをも)、ちゃんとみていない。 みてるつもり、みたいだけど。 ちょっと、足りない。
……言いたかった言葉は出ちゃってさ。 電話は切れちゃってさ。 さらに私は意地悪で、その死にたいとなったことでは別件の問題で、私が忠告していたこと(ブログに変な記事を書いていたのでまずいから消せ、と助言していたのだが彼女には意味がわかっていなかったw のでとにかく削除しておけ)を、携帯でメールした。 ……すごい追い打ちだな。ひどいな私。ははは。さっき確認したら、ちゃんと該当記事は削除されていたよ。私に腹を立てながら、うるせえちくしょうめ、とか思いながら削除作業したのかな。
それでもいいよ。
私、息切れしてたよ。 怒鳴ったあと、しばらく動けなかったよ。 心臓、どきどきずっとしててさ。 誰だって緊張するさ。死にたい、なんて言われたら、どこの誰だって心穏やかじゃいられないよ。
ああ面倒だ。 こんなの、ホントに面倒だ。 私は全然わからない。他人に死にたいって漏らす心理が、ごめんわからない。私には出来ない。死んじゃえたらいいなぁと思ったことならあるけど、ここで死ねたらって思ったことならあるけど、でも誰にも言わなかった。言われた人は絶対迷惑だって知っているからね。私が死んで喜ぶ人がどれだけいるか、ということより、私が死んで迷惑を被る人がいっぱいいる事実を思った。 結局、私はそれまでにたくさん周囲の人に面倒をかけ、ちゃんと認めてもらって生きてきた、ということの証だと思った。とてもありがたいことだと思う。とても恵まれているんだ。 だからきっと、彼女にすれば、妬ましいことかもしれない。 彼女は自分が認めて貰えず、愛されていないと思っている。彼女がずっと自信が持てないのは、そういうことだ。
少なくとも私は、認めていたんだけどな。 ……全面的にじゃないけどw 彼女の、前向きでいようとする努力は買っていたんだ。だからメールだけは続けていたんだよ。最近はそれも滞ってたけどさ。(疲れたんだよぅ)
そして、客観的に見れば、彼女はちゃんと家族に愛されていたと思うんだけど。 そういうの忘れてしまうほど、彼女は深く傷ついて、前が見えなくなり、どっぷり甘えに浸ってしまったんだろうな。
ごめん、もう私、彼女を救えない。 救うの疲れた……(ていうか面倒)
死んでしまえーい、と言った私を恨んで生きるんだったら、それでもいいし。 私への当てつけで、彼女は自分を殺せるだろうか。そしたらすごい勇気だなあ。すごいなあ。私には出来ないよ。
本屋さんで。ベストセラーに手を出すのを嫌う人がいたりするが、私は別にそうは思わない。のだめとか楽しいよ♪ でも、どんなに評判がよくても手を出しにくい類の小説がある。 ……yoshiとかいう人の本。 なんとなく敬遠している。ドラッグとか、レイプとか、お酒とかタバコとかホストとかセックスとかソープとかリストカッターとか。それでも見つけた真実の愛、とかいうテーマのやつ。そんなの書いてなかったっけ? 全然違う? じゃあ、yoshi氏関係なくてそういうのテーマにしている小説、ということにしてください。 ダメだ。私にはついていけない。申し訳ないけど、そういう話は読めないし書けない。 自分を痛めつけるのは嫌なんだよ。ふふふ基本的に自分に甘いからね私。自分が楽しいことばかりしたい。自分を楽しませるのは、自分にしか出来ないからだ。他の誰にも出来ないんだ。自分を誤魔化すことは絶対に出来ないんだ。 自分から流れ出る血と痛みで、自分が生きていることを知る。なんてね。 生きている実感が持てないなんて。私は楽しいことばかり探してるから、生死なんて深くてめんどくさいこと考えないで過ごしてるから、実感もクソもないよ。多分バカなんだね。動物としてあり得ないよね。 平和なんだね。私は幸せなんだ。 すごいね。私はすごく恵まれてるんだな。ありがたいな。活かされてるんだな。みつを。て感じだ。
でも悩まないわけじゃないんだ。 こうして、他人にクソ文章を読ませて、どこかの誰でもいいから話を聞いてもらって、返事はなくてもいいんだ、それで私は毒を適当に抜いているから、楽に生きて行けてるのかもしれない。 皆さん、ありがとうございます。そしてごめんなさい。 こうでもしないと、今日はちょっとダメだ……。やっぱり、重いよ。
一番辛かったのは、すごい声で電話に怒鳴りつけている様を、娘に聞かせてしまったということだ。隣の部屋で。近づけなかったみたいだ。終わってしばらくしてから、どうしたのっておそるおそる寄ってきて。怖かった?って尋ねたら、頷いた。申し訳なくて、ぎゅうっとした。 ごめんね。 自分が怒られる方が、まだましだろうと思う。あんな風に、他人に怒鳴りつけてる母親を見るのは、ショックだと思うよ……。 娘に植え付けてしまった嫌な影を、どうか薄く出来ますように。
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