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もくじむかしつぎ
2005年04月09日(土) 辞書はやっぱり楽しいものだね

 辞書はおもしろいものだ。
 調べたいもの以外のものも目にはいるからだ。
 だから、調べたいものしか目にはいらない電子辞書はおもしろくない。
 でも、他のものと併用したりすると、おもしろくなったりする。
 今日、調べたいものがあった。
 電子辞書といんたーねっとぐぐる検索で調べた。
 そしたら、余計なことまでたくさん知ってしまった。
 ぐぐるは危険。単語を拾ってくるだけだから。
 ぐぐるに拾われた単語を、飛んだ先のページから探さねばならない。
 こう、資料的なね、なんちゃら学会だのなんちゃら研究会だのの、作者の私情を一切挟まない(と思われる)ページというものは、1ページの文字数がとんでもなく多いことが良くある。
 文章が多いのではなく、単語がずーーーーらーーーーーーっと並べてあるのだ。
 今、ちょいと虫関係の調べものをしていてね。
 虫だからいっぱいいるわけで。目次だけでもどえらいことになってるページがいっぱいあって。
 まあ目的のものはげっつできたのですが。
 余計なものもたくさん目に入り、余計な脳みそのしわをまた増やしてしまった。(家事能力とかそういうしわはさっぱり増えない)

 
 虫の英名って、これって定まったものがないらしいね。
 日本だとありがたいことに、全国共通の和名がほとんどの虫についてるんだって。オニヤンマといえば北海道の人も沖縄の人も、思う虫は「オニヤンマ」なんだよ。(そこに生息するかしないかは問題ではなく、また地方独特の呼び名があったとしても、例えば全国ネットのテレビで「オニヤンマ」といったら書店で手に入る昆虫図鑑を見れば載っているオニヤンマを指すとみんなわかるのだ、ということ)
 まあアメリカは広いから。それに、英語はアメリカだけじゃなくイギリスでも使ってるから。アメリカとイギリスじゃ遠すぎる。同じ虫でも、違う名前で呼ばれそうだ。同じ英語なのに。
 日本はありがたいな。


 そういった、これこそトリビアを増やしてしまってこんな時間。うあああああああ。
 spitzの歌に、ハネモノってのあるんだけど、なんだろうこれって思ったのね。大体彼らの曲タイトルは歌詞と相まっているんだかいないんだか良くわかんないの多いから。(ていうか歌詞もよくわかんないのも多いしな)
 で。パチンコの、たまをぴしぴしと自分で弾くやつ? あれもハネモノと呼ぶ、ということをどっかで知って。まさかスピッツがパチンコの歌を歌うとも思えないわははははは。
 で。
 虫の調べもの。蝶。英名をskippersと書いてあるところを見つけたよ。butterflyと書かれるべき、と思っていたんだ。びっくりだったよ。
 で。今度は電子辞書。
 skipperを調べると、無論「蝶」と出るはずもなく、「跳ねる人;跳ねるもの」と出てきたんだよ。
 ……ハネモノ。素直に連想した。
 あの歌はもしかしたら、蝶を思って作られたのかもしれない。今度歌詞をおさらいしてみようと思った。(つまり歌詞を覚えてないのだ。しかも今日やりません)


 うん。
 トリビアを脳みそにため込んでいるとき、大抵時間は無駄遣いしているのと変わりないと思う。
 無駄じゃないよ! と思ったら、それはもうトリビアではないから。


 結局。
 「YAYOI」の改題が……新題が決まんねえんだよ……(泣)


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