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2005年04月07日(木) キャラ・トークという言葉自体イタタ

 昨夜、あまり寝ないで、女神の果実人気投票結果発表〜の原稿を作っていたのですよ。
 その、「あまり寝ないで」というのが、いけなかったのでしょうな。すんげえ眠かったくせに、深夜に一人でちまちまーというのが。
 うううむむむむ。
 今読み返してみると、非常に……イタイ。無論わたしが。
 こう、キャラ・トークというのは、諸刃の剣ですよ本当に。
 自分の作ったキャラクターに、小説本文以外で喋らせる状況を作ってやる場合、彼らがちゃんと喋るには、それなりの人物設定を作り込んでおかねばならないのです。それが出来ていない、つまり性格があやふやなままだと、小説本文でも言動が一致しなかったり信念がないやつになっちゃったり、最悪の名前だけ動くキャラになってしまいます。
 それを、ちゃんと出来ているか確かめるのに、キャラ・トークは有用だったりします。彼らの中身さえしっかり出来ていれば、彼らを本来の居場所(小説本文)から違う状況へ放り込んでも、きちんと彼らなりの行動をしてくれるはずです。

 でもしかし。
 これって、傍目からみると、激しくイタイこともままあるのさ……。

 その小説をすっかり読み込んで、しかも楽しんでくれて、ようはまあファンになったような読者なら。
 そういうキャラ・トークは楽しいものになったりします。
 しかしながら。作者の暴走も見え隠れする場合があります。
 もちろん、小説本文を知らない人がみたら、イタイことこの上ないことが多かったりするのです。
 作者自身とキャラを会話させることの危うさよ……!



 やっちまってるよ昨夜の自分。おおおおおぅぅぅぅのおおおお



 読み返してみて、げんなり。結構イタイかもしれない、と思った。
 投票のね、結果のね。書き上がってたのは上位三人のとこまでだった。作者がインタビュアーとして彼ら一人一人に感想を訊く、という設定で。投票時にいただいた読者のコメントを聞かせ、大いに照れてもらう、という感じで。
 うううううううう。
 作者(つまり、私だ)のセリフがイタイ……。しかも、コメントに失礼なコメントをつけている……。ありがとうございましたってお礼をつければいいってもんじゃないって感じだよ。

 どうしてだろう。
 他人様のサイトで、以前読んだ人気投票の発表が、すごくおもしろかったんだよ。いただいたコメントにちゃんとキャラがキャラとして返答していてね、イタタなとこなんかこれっぽっちも感じなかった。(私がイタイのに気付かなかっただけかもしれないが、そう思いたくない)

 そうか。
 「作者」が出てるからいけないのか……!(それだけじゃないと思う)


 自分の、ひたすらウケない漫才みたいで、寒かったです。上位三人だけでとても時間がかかったのだけど、ちょっとアレ載せる勇気がなくなってしまいました。
 もっと簡素に作り替えた方が良いような気がとってもしてきており、ああああああ昨夜の俺の時間を返せぇぇぇぇぇと机の引き出しを空けてタイムマシンに飛び乗り、昨夜の私に怒鳴りつけたい気分でいっぱいですが、そうもいかないので今夜は寝るとします。
 うん。明日、花見しに行くんだよ。お友達いっぱいと。
 まだ満開には遠いと思うんだけど……。桜はやはり風に煽られて花びらが舞ってないと。
 おべんと作るから早起きせねば。冷たいビールも仕込んでいこうかな。自転車三人乗りプラス弁当ビール、じゃあ辛すぎる。長女には自分で公園まで漕いでいただこう。頑張れねえちゃん。

 というわけで寝ます。おやすみなさい。花粉症の薬飲んでいてビールは大丈夫なんだろうか。まあいいや。知るか。飲んで呑むぞわははははは。


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