時代小説にはまってしまった。
きっかけは、東京の実家ばばが送ってきたダンボール箱に、佐伯泰英の居眠り磐音シリーズ10冊がパッキング代わりに詰められていたこと。
なんだかんだダンボール箱が往復する機会があって、そのたびにまた10冊くらい、結局新刊24巻の一歩手前まで読破してしまった。
軽くて、読みやすくて、エンターテイメントだなあとしみじみうれしく読みふけった。ああ、快感じゃ。
ラスト1冊らしい24巻目もいずれ送られてくるだろう。待ち遠しいけど、その前に早く送り返さなくちゃ。実家ばばの友人が待っているんですって。
夢中になって読んでいたシリーズが一段落してしまうと、なんだかぽっかり穴が開いたよう…。さびしいとすら感じる。えええ。
そのさびしさを埋めんと、図書館で畠中恵や宮部みゆきを借りてみたり、藤沢周平に手を出したり。
昨日、歯医者の待合室で藤沢周平を読んでいたら、幼稚園ママにばったり。「何読んでたの?」と訊かれて「ふ、藤沢周平」とちょっと恥らってしまうのは、若干のおじさんくささを自覚しているからで。 ※「いいよねー、○○は私も読んだよ、××さんも好きだって言ってたよ」となんとなくフォロー臭のする合いの手をいただきました。
さ、どこまでカーサンおじさん臭くなれるか。乞うご期待。え?
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