日記帳

2007年10月03日(水) 連絡帳

9月末から、幼稚園と「連絡帳」をやりとりするようになった。

縦長の小さいノートに、朝の血糖値、打った注射の種類と単位数、体調で気になることや予想できる事態について、毎朝ボールペンでかりかり書いている。園からは、その日の様子を書きこんでもらうこともあるし、何も記入がないこともある。何もなかったのだな、と思いホッとする。

「今日は低くなりかねないな」と予想がついていたのに、園に送っていく時間帯は迎え入れる園側もこちらもなんだかバタバタしていて、申し送りが出来ないことが最近多かった。忙しそうにしている先生をつかまえて、「当たるかどうか確かじゃない予想」をくどくど説明する手間を惜しんだカーサンのケチ。

そんな予想だが、5回に2回くらい当たることもある。そういうとき、呼び出しの電話で「大丈夫だと思います、よろしくお願いします」と頭を下げながら「朝きちんと伝えておくべきだった」と激しく後悔するのだ。

ちゃんと見ていてくれる先生方に対して、カーサンの方が親として怠ったことが情けなくなるのだ。

…もっと早く連絡帳作ってもよかったんだけどね。

前の幼稚園では持病について知ってもらいたくて、持病について詳しく説明が書かれたプリントのコピーを持参したりしたのだが、いまひとつスッキリ飲み込んでもらえなかった。かえって警戒感を増やして、園側に「知りたい」と思ってもらえなかった気がしたのだ。
※「ボクラよくわからないんで、お母さんの指示通りにしますから」という副園長の笑顔に落胆したとも言う。

あまり最初に情報量を多くするのも善し悪しなのか。と反省したのもあるが、説明してもどうせまた同じことになる、だったらいいや、と内心カーサン投げたんだなー。今の幼稚園に通い始めた頃。

季節の変わり目や体調や成長のポイントで、注射の効果の出方がめまぐるしく変わることがある。こないだの連日の低血糖もソレだったらしい。

「連日」起こしたことで先生方が慣れたらしい。電話連絡をもらっても、幼稚園に迎えにきてくれと言われなくなった。低血糖発作の「底」加減がわかってもらえたんだと思う。

呼び出しを受けて職員室に行くと、娘の様子や経過を細かく説明してくれる。娘に限らず園児の健康状態を記録するノートがあるらしく、娘のページにメモが蓄積されていくのを見て、もう少し情報量を多くしたほうがいいのかな、と思った。

メモを見ながら「だいたいこの時間ですね」とか「週の真ん中が多いのかな」とか、分析してくれるのもなんだか嬉しい。理解しようと踏み込んでくれるのがカーサン嬉しいのだ。

連絡帳を渡し忘れたり、園から返し忘れたりも既にあって、そのたびに先生方は恐縮されまくるのだが、そのくらいのゆるさで、単に参考材料にしてもらえればいい。娘を実際見ているのは、先生方なのだから。


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