日記帳

2007年09月29日(土) 運動会

幼稚園の運動会。

娘の体調に気を遣う日。遣うのに、裏目に出る確率が高い日。とほほ。

今回は朝の分を打ち忘れるところからスタート。ほんとに、シャレになりませんから。園に着いてから打つ。遅い。上がりきってから打っても遅いんだよ。

そのせいで(たぶんいや確実に)高目キープ。低くなるよりマシ、と自分を慰める。他に仕様が無い。

ま(←何が「ま」だよ)、娘キレることもなく全てのプログラムをこなすことが出来た。ヨシとすべし。

娘のかけっこがどうとかどっちが勝ったとかカーサンもバナナのマスコット鉢巻にして丑三つ時ですかという格好で踊る羽目になったとかはこの際どうでもよくて、娘と同じ年長さんのJくんに我々夫婦は釘付け。

「おうちの方としっぽ取りゲーム」の時点でパパにしっぽを取られてしまったJくん。よほど悔しかった。

ゲームが終わって一列に並んで結果発表が終わったあと、ずしずしと地面を踏みしめてパパの前にやってきた。しゃがみこんで足元の砂に「バカ」と大きく指で書き、やおら立ち上がってまたずしずしと自分の待機席に戻っていった。うわははは。走らないところがまた。

「バカ」って。

最後の年長児障害物競争でも、順番4番目くらいでJくんのチームは2位。たすきを受け取る時点でもう悔しくて顔が真っ赤、走り出したかなーと思ったら5歩目くらいでアサッテの方向へずしずし歩き出し、たすきを投げ捨てた!ダチョウ倶楽部竜ちゃんか!

「たすきを最後までつなぎましょう」と始まったリレーですので、園長先生が笛を吹いて中断。最初からやり直し。

が、2回目もまた、Jくんチームは2位。「絶対走らない!いやだ!」と参加拒否するJくんを抱え込んだ園長先生がガニ股でコースを一周…。たおやかなタータンチェックのキュロットスカートなのに、園長先生。

無理やりたすきをつなぎ、園長先生の開会のあいさつ「負けて悔しくても泣いて辞めたりしません」が伏線であったことに気付く。

娘の話では、練習のときからJくんの悔しいは爆発していたらしい。

ああ、ほんとは娘だったかもしれない。学年イチ足が早いHちゃんと同じチームだったからアンタ、事なきを得たようなものの。

わかります、わかりますとも、と勝手にJくんのママに共感してしまうカーサンであった。

しかし「バカ」て…。思い出しただけで肩が震えてくる。


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