日記帳

2007年07月06日(金) カラカラ音がする

七夕前日、娘の幼稚園では年長さんがプラネタリウムへ。

親の付き添い無し、先生と役員のお母様だけが同行するスタイル。前の園での芋掘り遠足と同じだな。

芋掘りのとき、カーサン抜きでも地下鉄乗って無事芋掘ってきたんだ、今回も大丈夫。保育時間内のイベントだし、カーサン付き添い不要だよね?ね?

しかし、ここ最近、夏休み後半のキャンプには同行させてほしいとカーサン熱心にネゴりすぎたせいか、プラネタリウムへももちろん同行されますよね、え、しないんですか大丈夫なんですかという園側の反応、とても不安そうだ。

無理もないか。5月からの2ヶ月で、4回娘の「オナカイタイ」攻撃で呼び出しくらってる。低かったのが3回、高かったのが1回。

前の園でだって、2年近くかけてカーサン抜きで芋掘ってしまえという勇気が出たのだ。2ヶ月じゃ、時間が足りなすぎる。

しかしだ、カーサンの顔が見えない方が娘はがんばるからなあ。そういうがんばりを、カーサン顔見せないという選択で娘に無理強いしてもよかったのかどうか、娘が寝付いた今でもよくわからないけど。

プラネタリウムへは地下鉄で1本(コレも芋堀りと同じパターンだ)、園側の不安とカーサンの希望の間を取って、プラネタリウム最寄り駅でカーサン待機という提案をした。受け入れられた。←受け入れざるを得ないともいう

娘には「おかあさん今日は忍者だから。姿は見えないけど、近くにいるからね」とよくわからない説明をし、娘はニンニンと忍者ポーズをしながら「コレ内緒なんだよね」的にひそひそ笑ってカーサンの方を見る。ナイショが好きだなあ。うれしそうに。しかたない、ニンニンと印を結んで応えて見送るカーサン。なにやってんだ。

一応、他のお母様と同じ形で見送ったあと、ひっそりあとを追うカーサン。怪しい。おともだちに見つからないよう、かーなーりー不自然に通路の途中で立ち止まり園児の列の行方を目で追う。

そのままプラネタリウムの中に入るまでひっそり見届け、最寄り駅の駅ビルで待機。飛雄馬の姉は明子でしたか?
※そういや駅ビルにはまた馬が来てましたよ。

結局昼過ぎまでカーサンの携帯電話が鳴ることはなく、娘たちをおかえりと迎えるために、すこし早めに解散場所に戻る。ホラ忍者だからね。ニンニン。

にこにこの子ども達と、疲れきった風情の役員のお母様方をお迎えし、申し訳ない気持ちになる。いや、彼女達は役員さんで、カーサンは立場が違うけど、近くに待機するだけで何のお役にも立てなかったわけで、やはり申し訳ない気持ちが湧いてしまう。

娘は「楽しかった」「おなかいたくならなかった」とご機嫌だが、同行した先生の話ではちょっと違った。初めての場所で不安だったせいか、不穏な雲行きを見せた場面が何度かあり、実にうまく回避してくれていたのだ。適切な判断だ。カーサンがその場にいても、同じ対処をしただろう。

「引越して間もない」「初めての場所」娘が不安になる要因について、同行について話し合うたびに先生側は列挙してカーサンの同行を求めた。カーサンは「それは園の不安では?娘は大丈夫」と思ったのだが、やはり不安はあったんだな。思い込んでしまって悪かったな。

他のお友達と同じようにさせたい、という気持ちがカーサンあまりに強くて、先生の意見素直に聞けず、バイアスかけてしまった気がする。

いや待てよ、でも芋掘りだって初めて行った場所だけど。

「引越し」をどの程度重要視するか、が分かれ目なのかしらん。

いかん、思考が袋小路に入りつつある。

それ以外にも、同行(今回のプラネタリウムも夏のキャンプも両方)についてのお母様方の反応にいちいち過敏になってみたり、持病についてのカーサンの説明が足りてるんだかどうだかに始まって、周囲の持病への理解度に疑問を持ってみたり、このところカーサンひとりでハムスターのように回し車の中でくるくる駆けってる感じ。この空回り感。妙な疲労。むーん。


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