日記帳

2007年06月26日(火) 弱る

夫がくしゃみで盛大にしぶきを飛ばし、カーサン腹が下り、娘も喉が痛いと言い出した週明け。仲がよろしいのねー。一斉に風邪か。

娘はいわゆるシックデイで、打っても打ってもウフフフフー!状態。倍量打っても400〜500ってどういうことよ。

そして眠前にばーんと打った分で、翌朝低血糖発作を起こした。またもけいれん。

カーサン頭が真っ白になって時計だけ見ていた(発作の継続時間を知りたかった)ら、夫が「グルカゴングルカゴン」と催促。そうであった。冷蔵庫にあらかじめ混剤しておいたシリンジがあるじゃないか。

指が震えることもなく、シリンジの空気を抜く余裕さえあったカーサン、娘に筋肉注射。うあー。こわい。自分のしていることが信じられない。

そしてさすがカウンターホルモン、けいれんはすぐに収まり、うとうと娘は眠った。起きたら頭痛を訴えるだろう。

かわいそうに。

滅多に使わないし、頭に浮かばない言葉だけど、意識を失って虚ろな目でけいれんする娘を見て、しかもそれがカーサンの打った眠前の注射量のせいだと思うと、そんな言葉が口をついて出てしまう。ついでに涙も出る。

かわいそうに。カーサンのせいで。

夫は「誰のせいとかじゃあないやん」とちょっと笑って娘とカーサンを見つめて、スーツに着替えに部屋を出た。

夫が出社後、やはり娘、腹痛と頭痛を訴えた。近所の小児科に連れていく。

よほど吐き気が強いのか、いつになくぎーぎー騒ぐ娘。それでも診察中、ふとお医者さんに「おはようございます?」と問いかけられて「オハヨウゴザイマス」と答え、返事はないだろうと思っていたお医者さんを「びっくりしたー」と笑わせた。

ぎーぎーうるさいくらいなので元気はあるんだ。ぐったりしているよりましか。

吐き気止めを点滴してもらい、ぎーぎーも収まり、薬とポカリを隣りの薬局から届けてもらい、タクシーまで呼んでもらってつつがなく終了。看護婦さんがどこまでも親切だ。
※前回点滴打ってくれるとこ探してます、なんて言ったせいかなあとちょっとだけ思ったり。考えすぎ。

低血糖がトリガーになった頭痛で、風邪と相まって腹痛。そんなところだ。

たった半日病院に行っただけで、カーサン無気力。なにも手に付かない。

夫が早めに帰るけど、何か買って帰るものあるかと訊くので「ポカリお願いします」「あとあなたの晩御飯も」よろしく。

カーサン娘と一緒に朝抜き昼夜おじや。ちょうどいいや、お腹にやさしくて。

「え?おじやしか食ってないの?」と驚く夫。なぜ驚くのかわからない。

そして「じゃあ何か見つくろって帰るわ」期待しないで待ってるわ。

何故期待できないかというと、彼は以前も同じような状況で「たんぱく質!肉肉しいもの買ってきて!」と懇願したカーサンに、「ホラ!」と頬を染めてコロッケ差し出したことがあったからなのだ。コロッケはほとんど炭水化物だろうがゴルア。トリカラ買ってこんかいトリカラァ。←大変品が無い←最初から「トリカラ買ってきて」と頼めばいいじゃないか

で、何買ってきたと思う?答えはー、明太子スパゲチーでしたー。

学べ。二人ともな。


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