日記帳

2007年06月06日(水) エレベータを待つあいだ

水曜日は午前保育。帰宅してお昼を食べ終えた娘が「どこか行きたい」とつぶやいた。あら。じゃあ用事を片付けに街に出ましょうよ。
※ちなみに娘の「どこか行きたい」は、具体的には温泉に行きたかったのらしい。いいねえ。カーサンも行きたい。

区役所に行って手続きを済ませ、引越してからずっと行きたくて仕方なかった大きい図書館に行って娘のカードを作り、めいっぱい絵本を借りてきた。

JR乗って地下鉄乗って、バスも1停留所だけの距離だけどバス用のカード使ってみた。おお、やれば出来る。娘も励ませば歩く。

帰りにはミスドに寄っておやつも食べ、達成感みなぎらせてマンションのエレベータを待っていたら。

幼稚園のお友達Aちゃんが、同じマンションに住んでいる。その階に長く停まっていたエレベーターが、お子さんたちの楽しそうな声と共に降りてきた。

Aちゃんのママは役員も努めていて、他の役員さんたちが母子で集っていたようだ。

「まー、こんにちはー」「今度遊びに来てね」「うちにも是非ね」と和やかにAちゃんママと会話してみなさまを見送り、エレベーターに乗り込んだ。

「Aちゃんちにおともだち来てたんだね」「うん、そうだね」と娘と確認しあいながら、カーサン苦笑してしまう。

なんだこのもやもや感は。さっきまでの高揚はどこへ去ったのか。

引越し疲れか、新環境への順応疲れか不明だが、娘夕方に体調不良を訴えることが多くて、降園後の園庭解放1時間を、最後まで残れず先に帰宅しているカーサンたち。
※いや、カーサンもなんか1時間て長くてね・・・。もにょもにょ・・・。

1時間ばっちり残っていたら、そのあとお友達同士の家の行き来があるのかもなあと漠然と予想していた。今日は午前保育だし、そりゃ行き来もあって当然だ。

1人でいるのには慣れているし、むしろ1人は好きなんだけど。自ら選んで1人でいたいくらいなんだけど。

今日なんて、娘とふたりで繁華街方面に出ることが出来て、充実した時間を過ごしたはずなんだけど。

Aちゃんママも、他のママたちも、とても感じのよいひとたちなんだけど。

いくつも「だけど」を重ねて考えてみても、自分で自分にダメージを与えているようで、なんだかためいきが出てしまった。

まだ6月アタマぜよ。


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