日記帳

2006年10月02日(月) きんもくせい

きんもくせいの香りが漂う季節となってまいりました。

幼稚園のお迎えにいくと、Kちゃんママがビニール袋を振り回しながら話しかけてきた。スーパーでバラ売りのトマトやきゅうりを入れる、ああいう袋ね。

「何ソレ?」「Kが拾ったきんもくせい」んまあ。Kちゃんたら。きびきびした活発なお嬢さんだと思ってたけど、そんな乙女な一面もあるのね。

カーサンもその昔、道路に落ちたきんもくせいの花を拾って、ピアノの先生に届けたことがあったなあ。先生が押し花にしてくれて、いつものごほうびシールの代わりに、セロテープで押し花をひとつ貼ってくれた。他の子のノートに貼るときに「これはさばちゃんがね」と説明してたのが、すっごくうれしかったなあ。

なぞと小学生時代の美しい思い出に浸っていたら、Kちゃんママがビニール袋の口に鼻をつけて「いい匂いがするー」と笑っている。

そ、そりはどちらかというと、歯が抜けちゃうラリホーな、ヤヤヤヤン(以下略)。


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