日記帳

2006年06月14日(水) 抜歯

こないだの幼稚園の歯科検診で「虫歯有り」と引っ掛かった。フッ素塗布も行かなくてはと思っていたし、なにより欠けた前歯の、土台部分の歯肉が少し腫れている。
※何度か書いているが、娘の前歯は1歳半のとき階段から落ちて、長さ半分くらいで欠けている。今まで土台に炎症を起こすこともほとんどなかったのだが・・・。

前回から少し間が空いているので、とレントゲンを撮ったらあなた、欠けた歯の根がほとんど無くなっていることが判明。根っこ部分が時間の経過とともに、吸収されてしまったんだという。

「これは抜いたほうがいいですね」と歯医者さん。ひー、今日、今、抜くんスか。いつものようにフッ素塗る程度の治療と思ってたから、こ、心の準備がちょっとあのその。

大人と同じように麻酔を打って(号泣)、それからちょいと引っ張ったらぽろりと取れた。ほんとに歯茎のお肉でくっついてただけだったんだな・・・。

初めての麻酔、初めての出血で娘はびっくりしただろう、が、口を開けたまま泣いている。そのまま歯医者さんの指に噛み付くこともなく(以前歯医者さんの指もろとも歯を喰いしばったこと有り)、止血の綿とガーゼをかみ締めて、無事終了。

看護婦さんが、抜けた歯を小さなケースに入れ、娘の手首につけてくれた。この時点でにこにこ顔に戻っている。立ち直りが早いなあ。カーサンの方がダメージがでかい・・・。

あのとき階段から落ちなければ、あのとき目を離さなければ、授乳をもっと早く止めていれば、虫歯になっていなければ。前歯を折ったのは1歳半のときだから、もう2年以上前のことを、いつまでもいつまでも考えてしまう。だめなカーサンでごめんよ。痛い思いをさせて本当にごめん。

麻酔の効いた感覚がイヤだ、お口がぼやぼやっとちる、と文句を言っていたが、心配していた痛みも無いらしく、麻酔が切れたあとばくばく夕ご飯を食べ、夜泣きもなく眠った娘。寝付けないのはカーサンの方だったりする。ぐるぐる考える。

ずっと通っている歯医者さんに行ってよかった。彼が抜くと診断したから、納得できた。
※実は、もっと近くに、娘のかかる歯医者さんを見つけたいと思っていたのだ>雨が降ると行動半径が小さくなるチャリカーサン。

持病に関しても、すっかり飲み込んでくれているので心強いことこのうえない。もうちょっと近ければなあ(贅沢)。

1歳半のあのとき、ご近所Hさんのおかげでよい先生を紹介してもらえて、ほんとに幸運だったのだと感謝せねばいかんな。落ち込むよりも、もっとマメに娘を歯医者さんに連れていくように>自分。心配性な割りに腰が重いなんて最悪だぜ>これも自分。


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