日記帳

2006年05月02日(火) アラバキその3

翌日の行動についてもカーサン真っ白。りつこさんの旦那さん持参のガイドブックで、コドモらが喜びそうなところをチョイス。

確か動物園にしよう、という話になったのに、「イルカ見に行くんだよ」「そうだよねー」とコドモらが盛り上がっていて、カーサンひそかに地雷の覚悟をする。同じページの気仙沼あたりの水族館の写真を見てしまったコドモらであった。

さ、ここから娘が不調の坂を転がり始める。心配かけちゃうなあ。どうしたんだ一体。なんか手の平が熱い気がするが気のせいと夫に言われる。うーん。
※あとでチェックしたら1時間おきに血糖チェックしてた。いつもあんなに計ることないのよ。ほんとに。

帰り道、仲居さんが並ぶような温泉旅館を見て、ハンドル握った夫「殺人事件起きそうやな」と土曜ワイド劇場小芝居スタート。

「こういう人来ませんでしたか(刑事さん口調)」
「ええ、たしかに来ましたよ(素人女優口調)」
「どこへ行ったかご存知ありませんか(刑事と書いてデカ口調)」
「そこまではわかりかねます(素人大根口調)」
りつこさんが食いついてくれてうれしいカーサン。えがった。えがったよ。これがだだ滑りしたら目も当てられん。

さて、動物園でくいつきがよかったのは最初のウサギのゲージのみ。あとは白熊が見えないとか足が痛いとか、とにかく娘がぶーぶーうるしぇー。つられてゆいちゃんも不穏な雲行き。結局早めに退散することに。・・・。すまん。

娘の不調を心配してくれてるりつこさんたちと、とにかく昼ご飯を食べようと街に出て、ショッピングモール内でいぢわるみぃさんに再会。ああうれしいなあ。

娘もなにかと絶賛してくれるみぃさんがうれしくて、少し背中が伸びる。

またの再会を約束し、余った炭と地図その他をお返しし(非道)、ああもうほんとうにありがとう。しかし無茶はされませんよう(炭返した我々に言われたかないね・・・)。

いつもお金を入れてもらえない娘、動く乗り物に静かに興奮。ゆいちゃんと遊べるのがとにかくうれしい。

キャンディすくうマシーンをやりたいと言い張り、案の定静かに失敗し、若干凹むが、その後ドーナツで復活。食い気だよこのシトは。

夫は竹山ジャケットの前をぱたぱた言わせ、怪しいおじさんのようだがゆいちゃんには受けたようだ。好かれてうれしい37歳。

===

レンタカーを返し、駅の待合室で新幹線時間待ち。

おみやげ見てくるわ、とひらりと出ていったりつこさんが帰ってこない。お、帰ってきたか・・・と思ったら両手に紙袋をいくつも提げて待合室前を素通り。どこ行ってもバイヤー魂炸裂するらしいりつこさん。旦那さんが「こんなに持っちゃって」とジェスチャーしてカーサンに目配せするように笑った。ええ人や・・・(きりがない)。

帰宅後のご飯として、駅弁でも買いますか、と駅弁売り場に行くと、そこには迷いに迷うりつこさんの旦那さんの姿が。

その後ろから「よし牛タン弁当だ」と心を決めるカーサン。旦那さんは鮭はらこ飯をチョイス。ちょうど数ぴったりで売り切れかな、と思ったら、旦那さんぱっと振り向いて「こ、こ、これ買うつもりでした?」と狼狽している。いえ。牛タンです。大丈夫。ええ人や・・・。

待合室に戻り買った駅弁をりつこさんに見せ「海鮮系にしちゃった♪」と嬉々として報告する旦那さん。「牛タンじゃないんだ・・・」と言ってしまったあとで「あ、全然がっかりしてないよ、がっかりしてないってば」と必死でフォローするりつこさん。ええ夫婦や・・・。明らかにがっかりしてました・・・ね?

新幹線の中はお疲れムード全開(除ゆいちゃん)、東京駅着いてからは全員最後の気力で移動。

娘は最寄り駅からカーサン担いで帰りました。荷物増えるから困るね。

===

去年の沖縄オーキャンみたいなゆるさを想像していたけど、アラバキの会場は大きいし、移動距離は長いし、なかなかタフなフェスだった。子連れは無茶だ。と結論。これで夏だったらあなた。洒落になりませんよきっと。
※サクラはきれいだし、天気ももったし、すごくよかったんだけどねえ。

それにしても、2日間行動を共にしたりつこさんご夫婦に、カーサン底知れないパワーを感じたよ。そして興味も尽きない。おつきあいくださってほんとにありがとう。

いじわるみぃさんご一家も、ゆっくりまたお会いしたいなあ。ほんとにいい女でねえ。おっとヨダレが。

カーサンはスガさん堪能できたし、旅自体は楽しかったけど、けど、けど・・・。ま、笑うしかないか(反省の色無し)。


 <<  index  >>


さば [TOP]