日記帳

2006年03月27日(月) ファーム

土曜日についに仮歯が差し歯になって、日曜日はファームの試合を見て、という週末。

娘が野球好きとは知らなんだ。TVで甲子園中継を見ていたら「ゆかもやきゅうみたい」とお父さんを歓喜させる要望を出してきた。

実際観にいったら、ファームだってのにホームチームの応援席には「それでは皆様ーーーーっ!!」と叫ぶ応援団のファームもいて、娘はご立腹。

「うるちゃい」「こんなんじゃないんだの」へえへえ。

大好きな野球が観られるもんだから、お父さんうはうはで移動よ。アウェー側の応援席に座って、娘は試合なんて見てるんだか見てないんだか、足元の芝生と土を靴のつま先で分ける作業に没頭。楽しいならいい。

ルーキーの三塁手が、ぼてぼてのゴロをエラーするわ、ファールフライを捕りに行ってフェンスに激突転倒するわ、打席に立てばデッドボールはくらうわ、自打球は当てるわ、と目が離せない忙しさでカーサンすっかり彼に夢中になってしまった。がんばれルーキー。面白すぎるぞ。
※守備練習中にはファーストへの返球がまたノーコンで、応援席に生ぬるーい微笑が広がったぞ。わはは。

ファームの試合って、とてもフィールドと近い。ファールグラウンドも狭いし、そして応援団もいないからとても静かだ。フィールドにいる選手たちの会話が聞こえるくらいに。

イレギュラーした速いゴロをうまくさばいたショートの選手に、味方のセカンドが「うまいねえ」とちょっかい出すのが聞こえるのだ。いいなあ、こういうの。

三塁コーチとかにかつての有名選手がいたりしてね。

見に来てるお客さんたちも、近所らしい人はふかふかの布団とか持ってきていて、クーラーボックスには缶ビールが入ってて、なんかもうだるだるなゆるーい雰囲気。

夫はこういうのが大好きだ。まず「無料」ってのが大阪人にはたまらんのではないかと踏んでいるのだが。一軍の試合はTVで観ればいいか・・・ってすっかり感化されているような。


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