| 2006年03月23日(木) |
まんじゅうこわいほんとにこわいんだ |
春休みに入った途端に風邪を引く。ピークは過ぎたかなという今日になってようやく耳鼻科に行き、処方された抗生剤を飲むべきか素人のくせに悩む。だってやや治りかけな気分なんだもん。でも飲んだ。なんだよもう。
娘も寝てから咳き込む夜が続いている。アレルギー鼻を遺伝させて本当にすまないねえ。
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さて、明日は実家父の誕生日である。3月生まれが集中しているマイ実家、12日だか24日だか、この年になって未だに実父の誕生日がわからないのもいかがなものか。 ※祖母が12日生まれだったのだ。1ダース、2ダースって感覚で余計に混乱する。私だけ?
ついに孫娘というリーサルウェポンに尋ねさせたのが先月>「じいじのたんじょうびはいつなんだの?」なんちて。すかさずカレンダーに書き込んだよ。来年以降も今年のカレンダーをアンチョコにして、忘れないようにしなくては。
先月の実家母の誕生日同様、娘に4歳児らしい絵を描かせるという姑息なプレゼントを用意したのが昨日のこと。
まるでそれを察したかのように、今日の夕方じじばばご来宅。
3月は実家家業カキイレドキにつき、鬼門のように避けてきたもんだから、ほぼ1ヶ月ぶりの再会だと感激する彼ら。愛だ・・。
そして先週末四国方面に旅行に行っていた彼ら、おみやげをものごっつどっさり持ってきてくれた。 ・各種柑橘類ひと山 ・あんこもの3種 ・郷土民芸もの数点 くだもの、お菓子、民芸もの、実家みやげ三種の神器ですよ。
未だに娘夫婦はサラリーマン世帯で、平日はほぼ夫不在という生活を実感してくれてはいないらしい。もうすぐ結婚10周年なんですがね。
せめてカワキものを混ぜられなかったか。あんこどうすんのよ。
実家父が「旅行先でのゴルフ」という誘惑を断ったここ数年、彼らは実に頻繁に旅行に行く。一緒に観光出来るのが実家母にとってはかなりの喜びらしい。そうかそうか、元気なうちにたくさん楽しんでおくれ、そりゃいいことだと微笑ましく思うものの、反面みやげ物に怯えているのも事実。
うちには「みやげもの箱」というダンボール箱が押入れにあって、その中を見れば全国の民芸ものを見渡すことができるくらいの勢いですよ。 ※「要らないもんはおみやげだろうがなんだろうが、片っ端から捨てるわよ〜」という迷いのない友人約一名が非常に羨ましい。
今回の出物は「お地蔵様」。陶器製、20センチくらい。全体にグレーね。つるっとした感じよ。
手にとってしばし絶句。どうすりゃいいのよ。すると笑顔満面の実家母から追い討ちが。 「お父さんはやめとけってウルサかったんだけど、あんまりかわいいから(はーと)」 カーサンつい「どこに置くの・・・」と吐息を漏らしたら、 「置物じゃないわよっ、貯金箱よっ」 あ、ほんとだ。お地蔵様の後頭部にお金を入れるクチが。あらまあ実用的。
なわけない。
自慢じゃないが、期待された反応を返せない正直モノなんですよ、カーサン。 包みを開けた瞬間、「わあっ」みたいな嬉しい反応が出来たことがない。ぱっと顔を輝かせて「ありがとうっ」とかって言えたらどんなにいいか。
どちらかというと「次?次はナンだ?」とびくびくしながら包みを開けてるんですよ。次も熱いオデンなの?という鶴太郎みたいな(古い古すぎる、しかもわかりにくい)、そんなオーラ、彼らには通じないらしいけどね>なんと親不孝な物言いでしょう。 ※しかもたいがい熱いオデンなんだよ・・・。
申し訳ないけど実家に飾ってくれとお願いした。頼む。お願いします。後生ですから。
なんていうのかなあ、年を追うごとに、「買う喜び」だけで突っ走る傾向が顕著ねえ。「貰う側の都合」はこの際脇に置いといて。
土鈴を集めるのが好きだった実家母。実家の収納棚が土鈴でいっぱいになった今、ほとばしるのは孫への愛のみとみた。いやー、受け取りきれるかな(不安)。
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