フミカの日記
フミカのひとり上手とよばないで

2001年12月05日(水) 妙な空間。

今年の25日は、毎年恒例の里帰りです。
青森に向かう深夜バスの中で、1人寂しくクリスマスを迎えます。
と言っても、どうせバスの中で寝てしまうんだけど・・・

昔は何処でも眠れる体質じゃなかったんだけど、
ある出来事をキッカケに、コロッと変わった気がする。
それは児童劇での、ある夏の静岡公演での事・・・

いつもの様に公演を終えて宿に・・・といくはずが、宿を取り忘れていて、あわててとったものの1つも空いてない!そんな事めったにないんだけど、その日は高校の県大会が静岡で行われていて、普段だったら、絶対に泊まらないだろうと思われる
ボロ宿ですら断られてしまい、私達は「野宿」と腹を決めました!!

焼津から清水の海岸まで来て、ちょうど夜中の2時頃、お弁当を食べて花火をして、ちょっと異常なハイテンションのまま、伊豆の下の方まで車を走らせて、明け方5時頃道路に幕を引いて、みんなで眠りました。
その後、伊豆の海水浴場の「海の家」に忍び込んで、また眠りました。

メンバーは6人うち女子は私1人で、5人はさっさと泳ぎに行ったみたいですが、
当時私はまだカッパじゃなかったので、眠り続けていたんです。
 気が付いた時には、誰もいなかった海の家や海水浴場は、チョー満員で
でも何故か私の周り半径1Mぐらいに、妙な空間が出来ていた・・・(ちょうど電車で、酔っ払って寝てしまった人の周りが空いてしまうように)
かなり恥ずかしかったんだけど、眠くて眠くて、起き上がれなかったの・・・
 他のメンバ−5人はと言うと、近くでゴハンを食べていて、ちょっと目を覚ました私を見て、足を持って引きずる様に自分達の輪の中に入れてくれた。
最初から、そうしてくれればいいじゃん!!

たぶんあの時の半径1Mの空間と、その後の3回の野宿が、すっかり私を強くしたのでしょう。ちなみにOL時代電車に乗ってて、知らないオヤジの肩に寄り添って寝ていた事もありました。今では猫同然、塀の上でも眠れそうです・・・




 



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