言葉的遊戯
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「いい人ですね」といわれることが多い。 この台詞、褒めていただいているとしても、僕はあまりこれを喜ばない。 まあ、台詞を耳にするのは女性を前にしているときが多いんだけど、 結局のところ、その言葉って当たり障りないコトバじゃないの?って思ってしまうのね。 「箸にも棒にもかからんですよ、はい。でもそのままいっては失礼だから、こういいますよ→いい人ですね」 被害妄想?って思うけど、まあ、そう思ってしまうんですね。 僕は基本的に「モテナイ」人種であると思ってるんですよ。 そんな思いがあるからこそ、「見た目ちゃいますよ、中身ですよ」ってのをアピールするために、 一所懸命話をするんだけどね、それが笑いに走ることで終わることがしばしば・・・。 「ちがうねん!、ちがうねん!、そんなんちゃいますねん!」 そういいたいとこですが、願い叶わず、「のびぃさん、おもしろいこというし、いい人よね」で終わることが多いんですね。 結構これで学生時代から、損を?してきたような気がするんだけどね。
コンプレックスでいうと、自分の見た目には本当に自信がないんですよね。 「格好いいっすね」といってもらいたいですよ、一度でいいからね。 別に水商売のお姉さんから「ありゃ〜、格好いいわね」とかいわれても「へいへい」ですませちゃいますよ。 そんなこといっても、決まった時間に帰りますからねっていう感じですけどね。 (反省を込めて・・・、いつかの暴走しまくった夜、?万円使った夜を教訓に?) で、25歳くらいまでの僕は結構引っ込み思案の盛り上がる場面だけ、エンターテイナーになれてしまう、 本当に「いい人」(これは場を考えた上でね)であったようです。
コンパとかいって、電話番号とか聞ける人って、ある意味尊敬しちゃいますよ、本当に。 僕、今までマジで聞けた人はいないに等しいです。無理に第2回、第3回と、みんなで会える機会を増やす中で、 何となく距離を縮めて、二人になれる瞬間を探るくらいでないと、無理です。 結局のところ、度胸ないんですよね、相手の懐に飛び込める自信がないわけで。 聞いて、相手が悪い気を自分にたいして持ちはしないだろうか?、そう思うと出来ないんですよね。 よくよく考えてみると、僕は今の彼女も、前の彼女も電話番号を聞いて、その後付き合うという流れではないですね。 むしろその逆、付き合いだして、その後に電話番号を知る。 前の彼女の時は、当時メールなんぞもなかったですから、意思疎通は「逢う」のみ、でしたけどね。 まあ、その「逢う」という行動にはそれなりの作戦があるんですけどね。
僕の唯一の武器は車です。 はっきり言って、車は僕の最大で、最強の武器です。 別にいい車に乗っているわけではありません。20歳代の人が買うことの出来る、そこいらにありそうな車です。 車の運転が上手なわけではありません。きっと「のびぃの車に乗ると、車酔いする」っていう人もいるかも知れません。 でもですね、僕の最大の武器はですね・・・、
一度走った道は記憶され、頭の中で地図化される
これが僕の武器です。「なにが?」って思うかも知れませんけどね、僕の記憶する方式ってのは、 かなり便利に出来ていて、道を走るたびにどんどんと地図にされていきますから、 点ではなく、面で記憶されていくということなんです。 「人間カーナビ」状態みたいなもんです。ですから、数年前にここを走ったときにはこの交差点に何があって、いまはどうであるとか、 そういうことまで理解できる仕組みになってしまっているのです。別にこれは訓練してそうなったわけではなく、 自然とそういう風になったわけです。
そこで僕は思いつくのです、「これこそ、僕の武器なのだ!」とね。 元々僕は相手の懐にどんどんと飛び込んでいくタイプなんかじゃありませんから、本当のところ第一印象で引きつける自信などないんですよ。 武将の攻め方でいうとね、「水攻め」が得意分野。 別に何ともないって思っていたことがどんどんと相手を締め付けて、気がつくともう完全に包囲されていたみたいな感じ。 その武器として、地図を頭の中で描けるっていうのは役に立つのですよ。
車を武器として生きて行くにはもちろん、車で出かけますけどね、車に乗っていろんなところへ行くとしても、 もちろんのように知っているところ、知らないところが出てくるわけですよ。 知らないところへ行くとしても事前情報として、地図の本をじっくりと見るんです。 そして一番近い自分のしっかりと知りうる場所の情報と、今から行くべき場所の情報をぴったりと張り合わせるんです。 もちろん、頭の中で、ですよ、この作業はね。 そして実際に向かう。本当に行ったことのない場所に行くのに、何もなかったように現地につける、これが第一段階。
その次に同乗のみなさんを送る段階に。 ここでも地図の力を利用して、初めていくときはしっかりと記憶します。 最寄りの大きな国道から、交差点にある建物、標識、すべて関連物は記憶します。 まあ、今となれば、別に意識的にしなくても、勝手に記憶してますけどね。 適格にその人のご近所まで送り届けることが出来るようになります。 別に練習とかしません。一度送っていったあとに何度も勝手に行くとかはしません(ストーカーですからね)。
まあ、いったいそれでなによ?っていうと、僕の使える武器ってのは結局のところ、「いい人」特有の「安心感」ってのを出すことか?って 勝手に解釈しているわけですよ。「この人はいい人だし、安心だわ」ってね。 「いい人」ってのを否定せずに、有効利用しようとしたわけ。 結構家までの道筋を完璧に覚えてあげるって、いい手段ですよ。 普通に話をしているだけで、家に近くまで行くわけですからね。 それまでの間は、僕の得意分野「トーク」で相手を引きつけることが出来るわけですからね。 そうしているうちに僕の「水攻め」はどんどんと進行しているわけで・・・。
あと、「せこい」手段でいうと、さりげない「気遣い」とかね。 女性と一緒にいたら、女性本人より夜の時間を気にしてあげるとかね。 「23時までには送り届けるようにしたいから、もうそろそろ帰らないと」とかいうんです。 まあ、これは最終形に持ち込む寸前ですけどね。 ここで「いいよ、もう少し遅くても」とかいわせたら、「やっほ〜!」って感じ。 「夜景、いいとこ、あるよ」とかいって、ナイトドライブ。 夜景スポットは19歳、20歳の時にポセイドンと、夜な夜なむさ苦しいオトコ二人で走り回って探してますから、この作戦もばっちりな訳で・・・。
まあ、他の人からすれば、「ふん!そんなレベルじゃね」っていわれそうですけどね、 こんなことまでして努力している奴はいるっていうことですよ。 格好いい奴は、外面で勝負できますけどね、僕みたいに「あ〜あ」的な人はね、どっちかっていうと、 ボディブロー攻撃の方がよくってね・・・。 それとも正攻法の方がいいかしら?どっちがいいんですかね?教えて??? っていうか、もう攻める必要ない?、今のでおとなしく収まれ?、まあまあそういいなさんな。 僕は羽がある限り飛ぼうとするオトコ、羽ばたきを失うにはまだ早い・・・。 スケベな目をして、バタバタと羽ばたかせてくれ!
のびぃとコンパしてくれる人、募集!
アホにもほどがある・・・。付ける薬もない・・・。 ちなみにこの日記、僕の彼女は愛読者であったりします。ええ、別に読んでもかまわないですよ、はい。 何が怖いっていうんですか、そんなことをおそれていてはね!
・・・・・・、いや、別にね・・・、この日記、「コトバあそび」っていうくらいですからね、あひゃ!
★昔の僕はこんな日々を送っておりました!★
2002年07月19日(金) 面接官になりました!
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