言葉的遊戯
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2002年11月29日(金) |
そんな坊さん、ありかよ! |
金曜、事務所に出勤すると、なんだかあわただしい。 「おはようっす、なにかあったんすか?」 「おはよう、ちょっとご不幸があってな・・・」 「どこ?」 「○○○○店」 「うそっ!」 そこはのびぃがなんと2年9ヶ月も担当を持っていたお店だったのだ。 「おまえ、面識あるんやったら、お通夜いってもらえるか?」 「まあいいですけど・・・」
というわけで、のびぃ、お通夜に行くことになったわけです。 しかし、いきなりお通夜といわれても・・・。 何をしたらいいわけ? 恥ずかしながら、のびぃ、そういうお作法にはめっぽう疎く、何をしていいのやら・・・。 幸い、上司も一緒に行くということで、影に隠れたらいいかな・・・、ってくらいの気分で。
おい、待てよ・・・。
何か忘れていないかい???
カッターシャツがピンクだよ〜!
事務所の隣に紳士服の店であるのはわかる、しかし、このためにシャツを買うのか?、 それでいいのか?、おい!、のびぃ!
「ピンクのシャツのままでもいいですか?」
白いシャツが大嫌いなのびぃ、どうせ買っても着ないものは買いたくないのよ。
「いいよ、どうせ、お通夜はそこまで準備できなくても、駆けつけることに意義があるから」
上司もいいこというよね〜。
てなわけで夕方、法要に出かけて参りました。 久しぶりに会う店長、悲しみにふけておられました。 僕が担当しているころから、なくなられたマネージャーのお祖母様の具合はよくないってことは聞いてましたから、 それから1年、とてもがんばって生きられたんだなって感じがします。
お通夜だと、お坊さんのお経の時間もまちまちであったりしますが、 今回は40分程度、お経を読み上げられました。 お経って、みんな、覚えてるわけではないでしょうね? なにか、蛇腹になった本みたいなのをあけて読んでいる気がするんだけど・・・。
お経を読み終えると、お坊さんは立ち上がって、こちら側を向きました。 お坊さんは、なくなられたおばあさんと、もう10年以上のお付き合いがあるようで、 お坊さんは昔話のように、元気だった頃のおばあちゃんの話になりました。 まあ、よくありげなことですよね・・・。
ここからが違うのだ!
お坊さん、とりあえず話が長い。 おばあさんに出逢ってから、毎月、お経を上げに訪問していた話、 自分がどこの宗派で、どこに寺を建てたか、という話。
まあ、そのあたりは、座ったらなかなか動かないお坊さんにもある話だ。 そんな話くらいじゃあ、のびぃ、驚きません。
漫談が始まったのだ!
仏教を始めたブッダはインド生まれ。 仏教っていうのは、7という数字を中心にできあがっている。 ブッダは、その数字にまつわる話をしながら、仏教を広めていたようであるが、 疲れたブッダを癒してあげた人がいるという。 その人は、ブッダに乳粥を作ってあげたらしい。
その人の名前はスジャータ。
そこで、お坊さんはこういいます。
「うん、褐色の恋人ですよね、うふふ」
会場ややうけ。
さらにお坊さんの漫談は続く。
「スジャータですよ、メロディアン・ミニと違いますよ」
今度は上出来のウケウケ。
マイクを持って話しているんだけど、マイクを小刻みに揺らしながら、 何かと話すたびに「ふむふむ・・・」って感じに。 プロレスのマイクパフォーマンスみたいだね。
普通、お坊さんが話をするっていっても、まあ5分程度だろうけど、 今回は25分もしゃべってたよ。
もうすぐ終わるだろうって、焼香終わってから、会場の端に立っていたんだけど、 足がパンパンになっちゃうよ〜って感じ。
もしかして、新しいお坊さんのスタイルか???
新スタイルの?お坊さんを見れたから、よし、とすべきかな?
★昔の僕はこんな日々を送っておりました!★
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