言葉的遊戯 DiaryINDEX|past|will
身体の痛みを引きずったまま、土曜日がやって参りました。 まあ何とかお宿に到着・・・。 お宿はテレビ等のすぐ横です。斜め前には空中回廊のようなものが出来ています。 すごい人だかり。きっとデートスポットなのかしら??? その模様はデジカメで撮影しました。夜でしたので難しかったけど・・・。 (いつかHPにて公開します!) しばらくベッドでまったりとします。 朝起きて、車に乗って、今日は運転を全然しなかったから、やったことといえば、 食べただけちゃうん??? まあ、いいです。こんなこともあって、いいですよね。 19時頃、むくっと起きて、出かけることにします。 栄っていう町は結構雑多な町ですよね。繁華街と官庁やオフィスもあるし、いろんなものがまるで「ごった煮」のように。 とりあえず、夜の目当ては「手羽先」であります。 「世界のやまちゃん」っていうお店が有名らしいですね。なんで世界?っていう気もするけどね、 まあ、それはおいておくとして・・・。 栄にももちろん、あります。そこにいくですよ、はい。 手羽先食べて、ビール飲んで・・・、もう考えるだけで、待ち遠しい〜!!! 町中を歩くと、まあ男3人ですから、風俗勧誘の兄ちゃんには格好のエサですよね。 繁華街にはよくあることです。 すると、よってきましたよ、よってきましたよ、いかにもって人たちが・・・。 「どうですか?、いい子、そろってますよ」 「遊んでいきませんか?」 声はかけてくるものの、大阪で経験できるほどの「押し」はそこにはない。 「ん??、なんで?、こんなのでいいの?」 横に立って、声をかけて、僕らが手を挙げて「いや、結構です」っていうのを現すと、スッと引いてしまう。 まあ、そんなところですね。おかしいよ、これじゃあ、誰がこんなのでいくか?、風俗に。 そんななか、すごくおもしろい人がいました。 めっちゃ見た目は紳士で、僕らの行く手を全く遮ることなく、横からとっても低い声でいうのです。 「どうも、おっぱい・パブです」 かなりびっくりです。すごくおかしな気分です。思わず、「はい」て答えてしまうくらい。 少し歩くと3人で爆笑しちゃいました。 これはね、きっとその場にいないとわからないんだけど、とても紳士なおっちゃんが真顔で、 そんなこというなんて、もうたまらないんですわ・・・。 だって、めっちゃ真顔なんだもの・・・。すごく真剣そうにお姉ちゃん遊びしろって顔するんだもの。 見つけた「やまちゃん」、混雑してるのは分かったけど、少しも、いや全く、店内をうかがうことなく、 「ああ、いま、いっぱいですわ」と一言。 普通、客商売だったら、「すいません、いま満席ですから、もうしばらくお待ちください」とか言えないのか? かなり憤って、店を出る。「よし、次のやまちゃんへゴー!」 栄えの中でも数件あるようですね、やまちゃん。 歩いていると、すごく雰囲気のよさげなお店を発見! 「だいこん屋」ってお店だけど、見ているだけで日本酒が飲みたくなるような・・・。 そうこうしているうちに「やまちゃん」に到着。今度は席につけました。 「まずは、手羽先!」 何があっても手羽先でしょう。なにせ、ふくたけは手羽先絶ちまでしていたのだから・・・。 (まあ、手羽先を絶つといえど、そんなに食卓に並んだか???) まあ、いいとして、ビールを注文(珍しく銀河高原ビール注文してしまった!)。 手羽先はね、なんていうんだろう???、ピリっていう感覚があるんだけど、それが食べてると甘く感じたり、 とってもいい感じ、何よりビールにぴったりじゃん! 「く」の字になった手羽先を二つに裂いて、骨になるまでしがむのさ。 「う〜ん、ファンタスティックゥ〜!」 旨すぎる、旨すぎるぅ・・・、3人、黙って、「むしゃむしゃむしゃ・・・」。 まるでカニを食べてる瞬間のようですね。旨いときって、何も言わなくても、まるで暗号のように、 顔を上げたら「旨いなあ・・・」って顔をするよね。 その他、いろんな肴もいただきました。みんなおいしいですが、これは別に大阪でも食べれるな・・・、って気もする。 フォアグラ魂に火がついた? 「あのさ、さっきのだいこん屋にいってみない?」 手羽先を結局3人で30本近く食べたあとで、誰ともなく口を開く。 「そうやな、手羽先はおいしいけど、これだけじゃあ、ねえ」 思い立ったら、すぐ行動です! 立ち上がるなり、お会計に一直線。結局、1時間程度でやまちゃんを出ます。 今度はおやつ代わりにきてもいいかも?ビール片手に飲むのは最高ですよね。 ではでは、次は「だいこん屋」です。 「やまちゃん」から歩いてもすぐのところで、身体も冷えないうちにお店に到着。 すごく雰囲気のいいお店です。 家に戻ってから調べたらHPありました→ここ! 靴を脱いで、板間を歩いて、テーブルへ・・・。 フロアの端にはバーカウンターのような雰囲気もあり、奥には座敷もあったりで、すごくいい感じです。 何より等間隔で落ちてきているスポットライトがいいですね。 そんなところで僕らが注文したのは、 ・旬の大根おでん ・大根の含め煮そぼろ味噌掛け ・たくあんのスモーク ・大根と牛すじの煮込み ・大根こんにゃくの刺身 ・大根と近江牛のサイコロステーキ ・ぶり大根 聞いてるだけで、よだれがでちゃうでしょ??? 僕が一番、うなってしまいそうなのは、やはり「大根おでん」だったね。 だしの中に大きな大根があって、その上に辛子ゆずのようなのがのっていて、 だしにその辛子ゆずをといて食べるのです。 ぴりっとするけど、すごく美味。 箸をスッと通した瞬間の何ともいえない柔らかさ、これには脱帽! 「あ・あ・あぁ〜」って感じ。 もちろん、こんな時に欠かせないのは、「日本酒」ですよねぇ〜。 メニューを見てすぐにこれ!って思ったのは、「久保田千寿」です。 口当たりも軽いし、すごくすんなりと飲めるし、とってもおいしいです。 大根づくしを食べて、日本酒でグイッ! もちろん、冷やですよ、冷や。 のびぃ、熱燗はダメなんですよね。ポピュラーなのはなぜかダメなのびぃ。 ウイスキーも水割りは絶対にダメ。絶対にロックか、もしくはストレート。 しかし、ビールを飲んできているので、日本酒がぐいぐいいけちゃいますね。 ああ、あと「たくあんのスモーク」、これもかなり美味です。 かめばかむだけ、味がジワリジワリとでてくる感じ、たまりませんね。 そんな状態で、日本酒をぐいっと行けば、そりゃあ、あんた、たまらんとかいってる場合じゃないでしょ! 「なんどぅあ〜、こりゃ〜」 まさしく絶叫です。 ちょうどそのころ、目の前の席にいかにも商社マン?って感じのオトコ2名と、OL?2名がいた。 オトコはかなり酔っぱらっていて、あわよくば、このままごちそうさましたい!って感じやった。 でも、女性陣はかなり冷静やった。おもしろすぎて、コージーは席替えしてまで見るようになってしまった。 半円の座席に「オトコ・オンナ・オンナ・オトコ」で座っている。 酔っぱらった男たちはどんどんお互いの距離を詰めて、女性陣はどんどんと追いつめられていく。 その攻防戦がおもしろくてね。 「ちょっと、この酔っぱらい、やめなさいよぉ〜」なんていってる面長オンナ。 結構横のオトコに寄り添われるのが楽しそうな丸顔オンナ。 二人の表情の違いもおもしろいです。 きっと面長はとなりのマジで酔っぱらっているオトコにかなり嫌気がさしているんでしょうね。 丸顔は隣のオトコはまだそこまで酔っぱらってないから、普通に接することが出来て、いいんだろうね。 そんななか、丸顔がトイレに立って、僕らの横を通り過ぎる。 「なんか、すいませんねぇ」 ええ???、なにが?って感じ。丸顔は何がいいたかったんかな? まあ、僕らも僕らで、3人が思いっきりその4人の光景を見る体制になってましたからね。 でも僕らからすれば、「おもしろいもの見せていただいて、ありがとうございます」って感じですね。 この4人、最終的に飲み過ぎて、酔っぱらいすぎのオトコはトイレとかなり深くお友達になってしまったようだ。 僕らが帰る頃には、一生懸命、トイレ掃除する人がいたもの。 なんだか、やまちゃんより、だいこん屋がメインになってしまったけど、夜はこれで終了。 「もう食べられへん・・・」っていいながら、帰りにコンビニでジュースとともに、アイスクリームも購入。 しかし、どうして酔っぱらうとアイスクリームが食べたくなるんでしょうね。 ビジネスホテルまで歩きながら、のびぃは次第に酔っぱらう自分に気がつき始めていた。 やはり、日本酒はボディブローがきますね。部屋に入った時点で、何度となくため息ついては、 アイスクリームを食べようとしてましたから。 まだ日付が変わる前、家を出てから14時間程度しかすぎていないのに、 度合いを測ることなんてできないくらいに幸福感を感じた一日を終えようとしています。 そして、その瞬間ののびぃはパンツだけになって、ベッドに潜り込もうとしていました。 明日もフォアグラにならねば・・・。
★昔の僕はこんな日々を送っておりました!★ |