言葉的遊戯
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今日は、我々のヨット、初レースです。 先々週に練習にいったときは寒すぎる上に暴風、どうなることやら・・・、と思ってるんですけど、どうでしょうか?
朝6時に起きる予定だったけど、気持ちが高ぶったのかな?、 5時40分には目が覚めてました。 今日はうちの両親も遠い親戚の法要があるとかで、姫路までいかなきゃならないようで、 僕よりも先に起きてました。かなり早起きののびぃ一家です。(妹は爆睡中ですが)
家を出て、ぶうやんに電話。今日はもう起きているようです。 前回はあまりに無様でしたからね。 朝の新御堂は思いっきり走れます。一般道だっていうのに(一応バイパスみたいなもんですが)、 100キロくらいで走れちゃいます。 ぶうやんに合流し、いざ琵琶湖!
高速もかなり空いています。ぶうやんは道を造る仕事をしているので、高速道が今後どういった道になっていくか、 いろいろと教えてくれます。名神に平行した第二名神が出来るらしいですね。少しばかりは道も走りやすくなるかもしれません。 一気に大津インターまで行って、そこからマリーナ雄琴を目指します。 8時25分くらいに到着です。 今日はレースだってことで、ハーバーも結構人でいっぱい!ですね。 しかし、湖面は結構なぺたっとした凪です。 「こりゃあ、困りましたねえ」 まあ、そんなことはさておき、艇長会議が始まります。 ここで今日のレースの指示事項の確認をします。 まあ、おおかたルールの変更点とかだけですけどね。
それも終わり、あとは出艇のみです。 艤装(セールなどのセッティング)も終わり、いざ、出陣です! ・・・、といいたいですが、やはり風はほとんどありません。 というよりは来た当初より風は間違いなく落ちてます(弱くなっています)。 レース海面はマリーナ沖ですからすぐにつけます。
レースについて事細かに説明すると長々してしまうので、省略しますが、 まあ、ヨットの基礎でも見ておくかな?って方にはこちらへ・・・ →ヨットの基本はここで見てチョ!
レーススタート前にはかなり風がなく、ルールでスタート5分前には必ずエンジンを切り、 セールのパワーだけで走るんだけど、トラブルもあって、ちゃんとセールをアップできたのはスタート2分前。 まあ、最悪な(今までスタート練習さえしてなかったので)スタートでした。 しかし、風は全くと言っていい程なく、みんながみんな、セールの向きも何もかもが違っていて、 (普通同じ方向に進むのでセールの向きも何もかも同じくらいになるのですが) 「いったい、どうすりゃいいんじゃ???」って感じです。 しかし、風が少しばかり吹き始める瞬間は、それに誰が先に気がつくかってのが大事なんですよね。 ヨットっていっても、のびぃたちのんで、全長7メートル程度ありますから、 風がないなあってときから、風をつかむ瞬間を見つけ、実際ヨットが風に乗って走り始めるまで、 結構な時間がかかるのです。だから湖面を見ながら、もうすぐ来るかもしれない風の方向とか見定めて作戦を練るわけです。 結構難しいんですよ、ヨットって。
僕らのヨットは10年前くらいに買われた(前のオーナーが)ヨットなんですが、10年の間にほとんど乗られてなく、 すごく程度がいいです。今日のレースでよくわかりましたが、かなりいいヨットです。 ヨットといってもオートメーションで作られているわけではないので、 人のチカラで作る限り、時期と作成者(造船所)もよって、ヨットの出来も違うのです。 そういうのでいうと、僕らは幸運なのかもしれません。 走りはいいですね。腕は伴いませんけどね。
最初のマーク(分かりやすくいうと、ブイです)を回航するときに、トラブル発生です! ぶうやんが舵を取っていたんですが、マークに向けてアプローチしているのが狂いはじめて、 ふくちゃんが怒鳴りまくり、のびぃは静観して・・・。ヨットはどこへいくの?って感じに! ヨットってのは基本的に、ペナルティをおかさずに生き残るのがセオリー。 でも、この瞬間の我々は方向性を失った迷い子のようなもの。 風が弱い上、セールに風を上手に流してあげないと、ヨットは完全に自力走行というよりはただただ漂うってばかりで。 マークを回れそうな感じに帆走していましたが、見事にラインから外れてしまいそうで・・・。 そのときだけで数艇の方々に「すんません」「すんません」を連呼して、》謝りたおして・・・。
なんとか体勢を立て直したら、もうさっき迷惑をかけた艇は思いっきり先のほうに・・・。 ほんの一瞬のトラブルだけど、差がついてしまうと一気に差は開いてしまいます。 そこからはゆっくりした風に合わせてセーリング。 さっきまで戦場のようになっていたデッキも穏やかに・・・。 ゆっこはふくちゃんが切れ切れになったのをなだめるのに精一杯。 でもね、分かるんだよね。「なんでできない?」ってことが出来てないと、思いっきり腹立たしいもの。 みんなの力が上手に融合して初めていい走りできるわけですからね。 まあ、和やかなムードに戻って、セーリング。 のびぃの今日のポジションはどんな状況でも仕事がある場所。 それも結構な力がいるんですよね。知らないうちに腕にかなり力入ってる。 昔の経験って言うのかな?、いぶし銀っていうの、あるでしょ?、ふくちゃんも分かるみたい。 「おお、のびぃ、いいねぇ〜」なんていうときは、「そんなの、まだ身体が覚えていたんだ」って時。 そういう瞬間に身体は昔の何かを思い出して、うれしくなってしまうのです。
レースは風の弱さのため、レース短縮され、レースそのものは2時間程度のものになりました。 でもやはり、自分たちのヨットでゴールした瞬間って言うのは、今までヨットの乗せてもらって、 経験したどんなゴールの瞬間よりもいいものです。
でもね、やはり、僕らはまだまだ未熟者。これからです。 レース結果が出ました。僕らの乗っている小さなヨットのクラスの中では14艇中、7番目。 でもね、同じサイズの「Y−23」ってクラスでは、びりでした。 来年はもっともっと練習して頑張らないとね。
でも、すごく気持ちのいい一日でした。 ヨットに乗ってないと、きっと味わえない感覚です。 レースの詳細もここで書きたいけど、なかなか難しいものですね。 ってなわけで、今回は珍しく、デジカメを持ち歩いていたので、監視艇に渡して撮影してもらいました。 まあ、撮影してもらった後で言われたのが、「おまえら、もう少し絵になるように走れ!」でしたけど。 あまり使える絵がないですが、これをもとに、写真を載せたページを作って思うかな?ってね。 まあ、いつ出来るかは分かりません。(時間もかかるし、理屈もまだわかってないし) 適度にHP覗いて、探してみてください。
今日、レースのお手伝いに、ハーバーに停泊している女子大の女の子達がたくさんきていました。 少しばかり見つめていると・・・、若いって素敵だねぇって思ったりなんかして・・・。 女性ばっかりでヨットに乗るという彼女たちの精神に感服します。
ヨットマン失格です???
★昔の僕はこんな日々を送っておりました!★
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