言葉的遊戯
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のびぃは学生時代から家を空けては遊び歩いているので、 すっかりのびぃ家の「正会員」から「準会員」に格下げされています。 格下げされると、自分が友達とスキーにいっている間に 一言も告げられることなくお父ちゃんとお母ちゃんと妹の3名で 沖縄に行ってしまっていることがあったりします。 (ちなみにこのときはスキー帰りののびぃが机の上にある星の砂に異変を感じて、 発覚してしまいました)
それが最近、のびぃにやさしいのびぃ一家。 まあ、去年付き合っていた女の子と別れ、家にいる時間がほんの少し増えたため、 家族は僕に「同情」でもして、というか、どっかでわけのわからんもの食べるなら、 くるかい?っていう感じで誘ってくれることになってきたってこと。 今日は、京都の平安神宮の北に聖護院ってあるんだけど、 そのそばに「そば」を使ったお鍋をやっているところがあり、 お母ちゃんが本で見つけたのか、そこに行くことになったのさ。
「しかし、なんでこんな時期に鍋やねん!」って言いたいところだが、 まあ、お父ちゃん払いで旨いもの食べれるんだったらいいかって感じに同行。 そして家を出る際、「京都は僕の方がわかるけん、僕が運転するよ」といい、 ただただ運転すると人格の変わるオヤジを隣でずっと見ているのが耐えられない ただそれだけの理由で運転をすることになったのだ。 でも、排気量の大きな車はいいねえ。 お父ちゃんのローレル・プレミア・メダリスト(ローレルの中の最高級車らしい)は、 のびぃのアベニールサリューZ(一応特別仕様車)に比べると全然パワーが違うわい! とりあえず、名神高速で140キロ、出しておきました、はい!
混雑しているかと思っていたが、意外や意外、空いている京都市内。 すいすいと京都市内を走り抜け、目的地に到着。 きっとこんなお店、外国人観光客が来たら喜ぶんだろうなあっていうくらいの純日本家屋です。 小さな木で出来た門構えをくぐり、石畳を歩いていくと土間を備えた屋敷に到着。 土間で靴を脱ぎ、廊下を歩いていくと、和室が個室として使われていて、 その和室の戸も引き戸で上が障子、下がガラスで庭園の苔むした風景が見える。 テーブルにはお鍋がセットされていて、掘りゴタツになっていて、 「これはやはり外国人観光客を考えてのことか?」なんて思いつつ、腰を下ろす。 こじんまりした和室にのびぃ一家正会員3名と準会員1名が。
「では始めますね」 女中さんの声のもと鍋に火が入り、具材が入る。 そばのだしを使った鍋で、中には鶏肉、たくさんのお野菜が入る。 あと、湯葉とかあったね。 煮えるまで他愛のない話を続け、お父ちゃんは運転を任しているので、 うれしそうにビールを飲み、お母ちゃんは今度行くのはどの店にしようって 「なんで食べる前から次の店やねん!」って感じだし。 妹は何度も鍋蓋を少し開けては「まだかな?」っていうし。
煮立ってから鍋ぶたをはずし、「いただきま・・・」
もー食べてるやん!
外にでたら強烈なキャラのびぃも、家に帰れば一番おとなしい人。 やはりこの家の連中をふつうに捉えようとすることが間違っているのだ・・・。 ものすごい勢いで食べる、食べる・・・。 おいおい、食事中に会話しろよ!黙って食べるなよ、給食と違うんやで! でも黙って食事を続けるのびぃ一家。
お野菜も湯葉も鶏肉もほんまに旨いっす! かなり食べまくったところで、いったん終了。 次はおそばときしめんが到着し、さっきまでの具でさらに味の増しただしでゆでるのです。 きしめんって細い麺があるから、ゆであがるのに、うどんほど時間がかからないんだよね。 その上、柔らかい感じがありながら、どことない「こし」。 そばはそばで、じんわりと味がしみ出てくるんだよね。 そばはあまりゆでなくていいから、しゃぶしゃぶみたいにさっとだしからあげます。 そうそう、だしも最高な上に、出してもらった七味も抜群! 麺がなくなってから、妹とだしに七味をかけてズルズルと飲んでたものね。 ほんまに旨かった・・・。
まあそんなわけでのびぃ、お父ちゃんにゴチになって満足げな帰宅。 意外や意外、野菜や麺もの食べて留だけでしたが、かなり満腹。 さあ、家に帰って、のんびりするかと思って家に向けて車を走らせて、 京都市内を走っていると・・・、
「ねえ、なんかもうちょっと食べようよ」by我が妹 あほ?、なんぼたべる?
まあ、そうはいえど、全員で家の近所のケーキ屋でケーキ買いましたけどね。 でもね、家に帰って食べたのは妹だけ。 ほかのみなさまは翌朝に・・・。 それだけじゃないんだよ・・・。
「ああ、これおいしそう・・・」 といい、妹はモスバーガーへ・・・。 結局彼女は今売り出している「マスタードチキンバーガー」とやらを食べ、 他のみなさまはドリンクを・・・。
しかしまあ、我が妹、25歳なんだから、もう少し大人になりなさい。 恋でもすりゃあ、ちとは変わるんでは?と思う、お節介兄ちゃん。 「今のあんたにいわれたくないね」 きっと気の強すぎる我が妹は僕にそういい放つはずですね・・・。
のびぃの正会員登録はいつのことやら・・・。
★昔の僕はこんな日々を送っておりました!★
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