金糸雀...無法地帯
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です。 もうホント…今日は起きたのPM6時半ってのはどういうこったー!(やんややんや) 昨日寝てないから、今日に全部きた様子。
んもぅ、妙な夢も見るし…! 夢に浸かっているとホントに寝ている時間が延長しまくります。(汗) 起きなきゃ、…とは思いつつその夢に徹してしまう、という。(救い様が無い) その夢の中の設定で必死こいてるんですよー。 おきてみると、
「何やってたんだ、自分」
と、あきれ返ってしまうのですが…。(。´ロ`)
不思議なもんです。
本日はそんなこんなでネタもないので。 (ていうか活動時間が少ない)(起きてすぐに夕食ってどうなんだ) 夢にいきましょう。 そして昨日のキャパ不足ー(汗) 参った、ごめんなさい、すみません。 シュル夢を今日ここにアプです〜。
昨日あげたケン夢を自分で見てみたら、 ケン夢が長すぎたのが原因の一つだと思います。(ボーン)
- 026.現実虚無 -
「ん、…んんっ…!むぅーーーーっ…!!!!」
橙の髪に頬をくすぐられ、避ける様に髪をすくう。 片方の手では
トントントン…
と先ほどから「ギブアップ」を示していて。 それから、
「…ぷはぁあ……!!!!」
ハァハァ、と肩で息をする頃にようやっと唇が離された。
「むぅううー……軽いのって言ったじゃなーいー!」
ぐぐぅうっと首筋に手をかけた。 単なるじゃれあい。 けれど、
「殺すつもりもねーくせに首手ぇかけんな。」
皮肉をたっぷりこめて、口元には笑みを浮かべて言い返される。
「もぉ、…じゃれあい、でしょ?」
しゅん、と肩をおろして拗ねるように唇を突き出す。 途切れ途切れな言葉からして、「力」を使わずとも彼女の不安が手にとるように分かった。
「じゃれあいだっていつかは終わりの時が来る。 今のキスみてーにな。」
くつくつと喉で嘲笑った。 彼女はその笑いは好きだと言った。
『 一番シュルディッヒらしいもの。好きだよ。 』
そう言って笑顔う。 皮肉は通用する。 だけど、彼女のいう言葉には皮肉など無くて。 それがまた、自分の感覚を狂わした。
「いつか、うん。いつか…終わりがくるけど。」
ぎゅ、と抱きしめるのは目の前にいる彼ではなく自分の膝。 ちぢこまるように、体育座りをした。
「現実のように、自分が見る現実みたいに…制限があるけど。」
ころん、とそのまま体重を隣のシュルディッヒに移して、寄りかかる。
「そのうち存在しなくなっても、でも…今は私の中にあるもの。」
す…、と彼女が瞼を静かに伏せたのが見える。 ふと、心が動かされた気分になった。 手を伸ばして、肩に手を回した。 瞳を伏せた彼女が消えてしまわないように、
繋ぎとめたかったのかもしれない、
…とらしくないことを思った。
それでもこいつは、「俺らしい」というってのか?
自嘲が浮かぶ。
「今、シュルディッヒとじゃれあった暖かな気持ち。 私の中にあるから。」
トン、と自分の胸元に手を交差してあてる。
「だから、大丈夫なの。絶対。」
『 消えてしまうものだって。
それを、覚えている人が居れば。
大丈夫、怖くない…。 』
心が見えた。
きんいろの、光と一緒に。
「そーかよ。」
勝手に言ってろ。
そうは思ったが、口には出さなかった。
出せなかった。
存在している”彼女”という存在を。
大空のような、大きな、存在している”彼女”を。
傷つけたくないと、一瞬、願ったから。
〆が甘い感じがします。(くっそー) でも書いていたら、「あ。こっちの題名のがいいかもー!」となりました。(爆) 最初は上の「悪戯」シュルディッヒバージョンでした。(わははっ)
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