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金糸雀...無法地帯 DiaryINDEX|past|will
・拍手解析、14時の拍手が一度に集中しとる…。 凄く嬉しかったです。 特典とか本当に凄いんですね。 農も凄いけど、士って本当に凄い。(汗) 圧倒されました。(笑) ああ、劇を見に行きたい…! 安いし…!(土日のどっちかに) そして殿、ロボット物の主人公ですか…!!? え、一体なんの奴だろう…。(どきどき) ----追記 事実。 次女じゃなかったらしい、拍手。 よくよく考えてみたらとてもありがたいことなのに、勝手に決め付けてしまって…。 とても申し訳ないことをしました…。 すみませんでした…!; そしてありがとうございました!(>_<。) 突っ走って思い込んでしまったら止まらない癖、どうにかした方が良いと思う今日この頃。 ![]() 絵をクリックして、らくがき専用へジャンプです! 確かこんな感じのを着せたくて、可愛くて…!(日本語喋れ) めさめさ可愛いのですよ。 ケンが着たら…! ヤング婦人服なのにねー(笑) しかも、私は次女と「女モンどこだ?」と探していた時に、 「どこだ、腐女子モン。」 といってました。(爆) や、「腐女子」じゃなくて「婦女子」っていうでしょほんとは…!(うちのパソに辞書登録したもんで…!) そして夢ですね。 キャパ不足はごめんだぜ…。(涙 最初の方がケン、後がシュルディッヒ。二つかけましたー!(わーぃ!) ケンは白兎さんの中ではコメディチックなつもり(笑)、シュルは書いていたらシリアスモードに。(ボーン) 先日のようなほのぼもモードで行きたかったのに。(めそ) あ、ケン設定はSideBです。 - 023.悪戯 - 彼は良く眠っていた。 「すぅ――――…。」 居間に足を運んでみれば、幸せの香りをかもし出して眠る大好きな人。 ソファにもたれて、テレビがついている所を見ると午後からの花屋当番ということで気が抜けているのだろうか。 そ と近づいて、ソファに横たわる頭の方の床で膝をついて顔をのぞく。 すると見えるのは眠っている間も普段と変わりなく、子供のように穏やかな寝顔。 [ ここ最近は、朝も晩もお仕事だったものね。 ] くすり、と笑み、 「 お疲れ様。 」 の意味を含めて、ちゅ、とケンの手の甲に唇を落とした。 「…。」 暫く優しく流れる時間に身を任せる。 眠っているのを見れるのは朝だけ。 夜は当然のことながら自分の方が先に寝ざる終えないから。 けれど、今目の前にある眠っているケン。 「あ。」 きゅぴーん、と何かひらめいた。 1時間半後。 当番の時間から30分も遅れて店番に出てくるケン。 わたたっと慌てて身を起こし、「アヤに睨まれ年下のユキにはお小言…」 という普段のシチュエーションを覚悟して忙しい店の中へと足を踏み入れた。 「ケン、一体何分遅れたと…。」 「悪い。マジで、ちーっと寝ちまってさ…!」 睨みそして今日のお小言をするのは「アヤか…」と雷を覚悟しつつ、いつものように言い訳を並べる。 目の前でぱんっと両手をあわせ、深く反省を表す。 「アヤ、叱るのはともかく……アヤ?」 「?」 「…ケン、」 アヤが暫く黙り込む様子を見て、ケンはまくし立てる口を止め、ユキも様子見に入った。 「な、なんだよ…?」 怒りで低くない声音に少したじろいで目を丸くして見た。 「………はあ、……見てみろ。」 深く溜息を長くして、壁にたてかけてある鏡を示す。 「何をだよ?」と口にせずにはいられないがとりあえず、示された通りにすることにした。 するとそこには、 「―――――――――――……きす、まーく?」 それしか答えはなかった。 虫さされ、だとしても痒みは全く皆無であるし。 サァアー――…っと血の気が引く感覚を覚える。 ガクブルと震え、ばっと勢いよく首筋を隠した。 「…俺、心当たりねーんだけど。」 「なら、他に…どこでつけてきたというんだ?」 アヤはぎんっと睨む。 「可愛い妹分を泣かせるようであらば、切る。」といったドス黒いオーラを放って。 「ほーんとだって…!」 怖ぇえ…!、と心中逃げ出したい気持ちで必死に首を横に振った。 浮気なんて自分がするはずなんかない。 自分が「この手に抱く女」というは最初で最後、あいつだけ。 「……で、あいつは今どこいんだ?」 同じ当番のはずの彼女がの姿が見えず、寂しさかむしろ安堵なのか。 微妙な気持ちに駆られた。 「今は配達に出ている。近場だから、大丈夫だと言って出て行ったからもうすぐに帰ってくるだろう。」 はあ、と2度目の長い溜息をつきながら言葉を吐く。 そして物事というのは、「悪いこと」には更に「悪いこと」が重なる物で…。 「ただいま…と、ケン。やっと起きたの?」 くすくすっと笑って、行きとは違って手ぶら沙汰になった状態で帰って来る。 「その分だと、きちんと配達できたみたいですね。」 お帰りなさい、と一言口にした後そう言い放つ。 まるで子供のお使いみたいに。 「あ、ひっどーい!ちゃんと私だって近場の配達くらいできるんだからね?ユキくん。」 むぅっと膨れ、軽く睨む。 とはいえ、その表情は楽しんでいて笑顔が浮かんでいた。 「だって貴方の方向音痴は……あ。そうでした。」 「ユ、キ?」 きょと、としていながらも何処か冷や汗をかいて、向けられたユキの視線を受け止めた。 「ケンが話があるそうですよ。」 ふ、と意地悪げに笑って彼女を差し向けた。 ユキにして見れば、 「この位の雷、日頃のケンにしてみればあって当然でしょう。」 とさらりと言わせることになるだろう。 「ぅ。」 「ケン?話って…」 「や。…その、」 言いにくそうにして、未だ首元の手が離せない。 「…!?もしかして、怪我…してた?」 はっと気づいて更に心配をかけ、「傷を見せて?」とせがまれることになった。 「ち、違う…んだ。」 その…、から中々言い出せない。 そこをアヤが見計らったのか、 「ケンのその手の下の首元に、「キスマーク」がある。」 と、さらりと言ってしまった。 なんのフォローにもならない単なる事実。 彼女は目を丸くして、ケンは彼女の丸くしたのよりも数倍見開いて、 「アヤ…!」 がし、と胸倉をつか…もうとしたが、自分にも何が起こったのか解らないのだ。 ここはやはり、どこかで自分が間違いを犯してしまったのだ…と罪を認めざる得ない、と腹をくくる。 「あの、…悪… 「 ぷっ 。 」 「悪い」と言い終わる前に彼女の笑い声が聞こえる。 その時点に至ってやっとのことのなり行きが見えてきたアヤ。 そしてその傍ら、「そういうことだろうと思いましたけど。」と彼女の考えなどお見通しなユキ。 更に、「へ?」と間の抜けた声を出したままフリーズしっぱなしのケン。 その場に尚も響くのは彼女の笑い声。 「くすくすっ……ご、ごめ、んなさ…!」 一通り笑い終え、目元に涙を溜めそれを指先で拭い取りながらケンとの距離を縮めた。 「ごめんなさい。」 ぺこり、と頭をケンに下げる。 「は?…何が、どーなって…」 「ここの」、と自分の首筋を示し、 「ケンのキスマークは私のなの。」 にこと苦笑を浮かべ、心中では「やりすぎちゃったかな」と思いながら深く反省した。 「なっ…!!!!」 「ごめんね?単なる、悪戯ですっ!」 舌をぺろりと出して、へへっと軽く笑った。 「………ってお前、なあ…。」 「悪戯だ」と認識すると同時に力が抜けていくのを感じる。 ぽす、 と彼女の肩口に顔を埋めた。 それから、 「ちくしょぅ…。」 してやられた、と小さく呟く。 「…あーでもよかったぁ…。」 ぎゅっとしがみ付いて、ケンの大きな胸板に顔を埋める。 悪戯される側は勿論のこと、した側にも大きな安堵が訪れる。 「別れよう、…なんて言われたらどうしようかと思った…。」 「そりゃこっちの台詞だって。」 ぎゅむ、と彼女の小さな躯の細い腰に腕を絡めて抱きしめた。 ケンの耳元からは ちゅ と小さく唇の立てる音が聞こえる。 「ケンがいつもつけてばっかりいるからだよ?」 「お返し、だったんだよ?」と笑顔でいってくれるこの彼女は、ぱっと離れ腕からするりと逃れると。 「さー仕事仕事ー!」 店の当番に戻った。 「くっそー…。」 小さく悔しそうな表情を浮かべると、途端に次の瞬間にはいつもの笑顔が浮かんでいた。 何か、今度はケンが悪戯を考えているような。 「悪戯ってのはなあ、やられたら倍返しするってこと!教えてやるぜ。」 ぐっと拳に力を入れ、仕事に励んだ。 「仕事で疲れた後にはまた運動して、疲れて貰うぜー!」と彼女に抱きつきながらいうのは止して欲しい。 ここは店先なんだぞ?あくまで。 …とアヤは思わずに入られない。 「まったく、懲りない奴らだな。」 はあ、とついた長い本日3度目の溜息はどこかの空へと吸い込まれるように消えた。 飼い主 兼 兄 なあーやんの災難。災難続きなあーやんを書くのは楽しいです。(爆) …めそめそ、キャパ不足になってしまったので明日にシュル夢をココに上げますね。 のん、メップルのためにビデオセットしなきゃー!(ぎゃー)
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