20代も後半になってくると、考え方も大きく変化してきますよね。
夫を見てると、「体力」や「食欲」の衰えなんかが顕著な気もしますが、(年の差のせいもあるが) 私は、「仕事と趣味のバランス」が大きく変わった気がします。
入社したばかりの頃は、スキルアップの為に勉強していたパソコンも、 今となっては、すっかりWEB作成の遊び道具になりました。
また、同い年の友人達も、時間を作って趣味のお稽古に没頭したり、 フリーランスで仕事を始めたりするこも出てきました。
加齢に対して、女性はどうもマイナスイメージばかりを持ちがちですが、 その裏では、それなりにきちんと満喫しているような気もします。
まぁぼちぼち30才という大台が見えてきた訳で、 論語の「30にして立つ(三十而立)」の意味について少し調べてみました。
やはり大昔の文献ですし、解釈は色々あるようで、
・30才で、我が身を立てる。 ・30才で、自立した。 ・30才で、学問に対する自分なりの見解が確定した。 ・30才で、自分の学問に自信が持てるようになった。
などなどがありました。 大きく分けると、「自立した(経済的に?)」「学問が確立した」の2つになるような印象を受けました。
・・・なつが30才になった時は、どうだろう?
「経済的に自立」というのは、逆に遠のいていっているような気もします。 新卒で働いていた頃の方がよっぽど自立していて、 今後益々「主婦化」していってしまうのではなかろうか。
「学問が確立」・・・?う〜ん・・・ まぁ彼(孔子)は哲学者なので、「考え方が定まった」位にとっても良ければ、 20才の頃に比べれば、確かに性格的要素は確立してきたような気もします。 ただ、職業としての「技」が確立した、なんていう意味であれば、 今、世間に胸を張れるほどの知識や技術を、なにか習得出来てるのでしょうか・・。
う〜ん。
さすが20代とは違うよね、なんていう30才になれるべく、 日々自己研鑚を重ねて・・・ ・・いかなくても、自然に「立」てればいいんだけどなぁ。(^_^;
ま、過去を追い求めるより、未来に生きよう! (とかいいつつも、お化粧品は「アンチエイジング」なんてのを買ってたり。)
ふふ。
<参考> 子曰、吾十有五而志于学。三十而立。四十而不惑。五十而知天命。 六十而耳順。七十而従心所欲、不踰矩。(「論語−為政(いせい)」より)
-------------------
過去の今日の日記
|