恋愛日記
繭
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封。
この胸に溢れる水を
指先で掬いだした。
滴った雫は
腕に
肩に
背中に。
あなたの体を駆け巡って
あたしの中に戻っていく。
繋がれたときに
毀れそうになった涙は
瞼を閉じて封印する。
あたし、あなたが好きです。
その横顔も
掌も
透き通った心も
全て総て。
だからお願い
あなただけはもう
あたしから離れないで。
2007年07月05日(木)
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