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■ 家。
あたしの家は、彼です。
家という定義を 建築物という枠から外せば、 正しくそれが答えです。
年々、家族が暮らす場所は あたしにとって居づらいものへと変化しています。 母はどんどん妹へ対応が偏ってきます。 それを敏感に察知していたのは、 あたしじゃなく 彼のほうからだったのかもしれません。
家では気を強くして、 虚勢を張っていて、 そんなあたしを見て彼は気付きました。
涙が出ました。
以前、お前にとって俺は何? と聞かれたことがあります。 あたしは泣きながら 『心の宿り木』と言いました。 その時彼は、彼氏だろ!と笑って言いましたが、 あたしにとってあなたは 彼氏であり、家であり、宿り木であって あたしを包む全てなのです。
あたしが外へ目を向けて、 一人で立てるようになるには、 あなたからも卒業しなくてはいけないのでしょうか。 それは違うと、思いたいです。
2007年02月17日(土)
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