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■ 一番。
あたしを生かしてくれたヒトが 嘉くん。 一緒に生きたいと思ったのが、 寛。 支えになりたいと思ったのが、 陽生。
嘉くんと、寛は、あたしの原点。 嘉くんとはもう、顔をあわせても他人行儀。 連絡も取ってない。
寛は、まだ友達?の関係が続いてる。 見計らったように電話がきて、 あたしに台風を巻き起こす。 薙ぎ倒すような激しさで掻き回したり、 春の心地良い旋風で包んだり、 いまだにあたしの心を捉えて離さない。
寂しくて、焦って、 体ばかり繋いだ貴士でなく、 突き放して、優しくして、 色んな女性に愛を与える龍ちゃんでもなく、 寛のことが好きなのは、 一番あたしを理解してくれているから。
一月足らずで、 あたしの全てを赦して、叱って、励まして、 何度軌道を修正して貰っただろうか。 もうあの時のような、胸を締め付ける激しい情熱は無いけれど、 いつもこの胸の底に、ひたりと、いる、ひと。
色んな男と仲良くなって、体だけの関係を築いたりしたけど 余所見もいっぱいして、付き合おうと思った人もいたりしたけど あなたが一番。 いまでも。
過去の恋は、いい物ばかりじゃない。 苦しいことのが多かった。 どんどん新しい人と出会っても、 一番好きだよ。 馬鹿かもしれないけど。
2006年09月15日(金)
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