いただきます。...じゅん

 

 

危機の合間のスキー観戦(原田選手記録記念♪) - 2002年01月13日(日)

ADSLでちょっと気持ちのささくれ立っていたじゅん。
まーさんが大倉山に誘ってくれました。

札幌の大倉山、と聞けば気付く人も多いはず。
ジャンプ競技の行われる場所です。
ラージヒルという、高いジャンプ台は下から見るだけで
眩暈を起こしそうな急斜面。
テレビで見る以上の迫力。
ドライブがてら行ったことはあったけど、競技を見に行くのは始めて。
寒いけど、スポーツ観戦は何でも好きなじゅん。
いきなりニコニコになって行ってきました。

今は、スキーのワールドカップの開催中で、
主要な選手は海外に出ていたものの、原田選手は出場。
ドイツ・フィンランド・アメリカと海外選手もいるのですが
選手層は「ワールドカップに行けなかった」人達メイン。
始めての私にはそれでもすごかったけど、
まーさんにはちょっと物足りないジャンプだったらしく
「もっとすごいときに連れて来たい、葛西のジャンプを見せたい」
と言い出す始末。
何せ期待の「あえてワールドカップでなくて国内」の原田選手が
1回目のジャンプが伸びなかった。
(それでも12位だったんだけど)

とてもいいお天気だったんだけど、ジャンプ競技は
向かい風が命。
風が押し上げてくれればそれだけ長く飛べるわけだから。

そんな中、原田選手の2回目がスタート。
じつは滑り出すまでは風がない感じだったのに、
まさに滑り始めた瞬間、風が吹いた。

まーさん言うところの「ひとめで判る高い踏み切り」は見事に決まったらしい。
本当に、いつまでも着地しないかのようだった。
ようやく降り立ったのはK点(120m)を遥かに超えた場所。
周りの選手が110m台を飛ぶのがやっと・・といった状態の中で。
歓声を上げるのも忘れて見ほれた。
なんと、記録は141m。
これは、大倉山のバッケンレコード(そのジャンプ台の最高記録)。
今までのものは4年前の140.5だったというのだから(ちなみにそれも原田選手)
私はとても貴重な瞬間に立ち会えたのだ。

運動オンチな私だが、スポーツ観戦が好きなのは
多分こんな嘘偽りないドラマがあるからだろう。
実はこの日は札幌ドームのプロOB野球を蹴って見に行った。
大正解だった。

「スポーツおたく」と自称するまーさん(彼も観戦のみ)が
同じ感動を味わえる人なのが幸いだとおもう。





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