大学教員の日記

2004年06月11日(金)  濃い日

 一日授業を終えて、「今日は濃い日だったなあ・・・」と思うことがある。「充実した授業が多かった」という意味だが、今日はその日だった。

 朝の会。「いのちのあさがお」の絵本をホームページを交えて紹介。絵本をそのままスクリーンに映す。このような場合、今までは絵本を見せ窮屈な姿勢で読み聞かせをしていた。これだと子どもたちの反応を感じながら、しかも迫力のある絵を提示しながら、読むことができる。子どもたちもプロジェクタによる本の紹介には興味津々。希望者続出。休み時間の雑談でも子どもたちのお気に入りの本をあれこれ教えてもらう。コミュニケーション作りにも一役。

 1時間目。算数。単位量あたりの大きさの学習。数直線を使いながら解く学習。このような時にもプロジェクタは便利。一発提示。
 2時間目。社会。昨日教材研究をした角塚古墳胆沢城毛越寺等の「岩手の歴史」について次々と資料を提示しながら紹介。この水沢からは近いところばかり。でもほとんどの子どもたちは知らなかった。「地域の誇り」を子どもたちは感じ取ることができた。

 3時間目。今年初のプール。少々寒いが梅雨の時期だから、入れる時に入っておこうということで泳ぐ。その年に初めて入る時の歓声はいつ聞いてもいいものだ。思いのほか子どもたちの泳ぎは鈍っていない。体が覚えているものだと感じた。
 4時間目。着替えが早く終わった人からデジタルガイドブック作りで、キューブプレゼン。あと少しで完成。新聞の掲載は7月になる予定。

 5時間目。理科のテストのあと、NHK「3つのとびら」視聴。時々発問をしながら見る。
 委員会活動では情報委員会のホームページ作り。前回、自分たちが打ち込んだ文章がアップされているのを見た子どもたちは、やはり嬉しそう。(アップまで時間かかるのが残念だが)

 夜、地区懇談会。自分が担当の地区=自分の所属する子ども会。つまり保護者の立場でもある。今回は教師の立場として出席。運動会、給食、修学旅行、警備等について話し合う。いろいろな活動を削減することに対して残念な気持ちはよくわかる。その分、新しい活動を行っていることを積極的に公開しなければいけないと感じた。
 2時間の社会の授業のことを軽くblog版にアップ


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