大学教員の日記

2001年09月29日(土)  授業プラン決定

記録のために掲載。

単元 「宮古の自慢CMを作ろう」 授業計画


■1時間目 宮古の自慢CMを作ろう 

★宮古は全国的には有名ではないことを知る。
  →みんなの力で有名にしよう
  →「自慢CM作りがいい!」
 □調べる動機付けを工夫する。
★宮古の自慢について知っていることを発表する。
  →それほど知らない。
  →さっそく調べよう
★どんな方法で行うか話し合う→今回は街角インタビュー
★インタビューの練習をする


■2〜4時間目 街角インタビューをしよう 

★街角インタビューをする
 □自分たちがあまりしらないことについてはくわしく聞くように指導する。
 □班ごとに集計をして、どんなものが多かったか、なぜそれが多いのか
  考えさせたい。


■5・6時間目 報告会・テーマ決め・取材計画をしよう

★調べたことの報告会をする
  →・サケ ・浄土ヶ浜・宮古海戦 ・海洋深層水のサンマ ・イワガキ 等
★感想を発表する
★グループごとにCMの対象を決める
   例)ウニ染め   サンマ   イワガキ   宮古市長さん(福祉)
 □選ぶ理由を子供たちに考えさせてから決めさせる。
★「体験!メディアのABC」の「キャッチコピー」を見て、取材の方法や視点について学ぶ。
★取材先に連絡をとる。
★取材計画を立てる・質問内容・役割分担・練習


■7・8時間目  取材をしよう

★自分たちが選んだ場所で取材をする。
 □この取材で、CM作りの基礎となる情報を収集することを事前に確認する。
 (すぐにCM作りに入るのではない。)
 □次時につながるように、取材の感想を交流するように働きかける。


■9〜11時間目 キャッチコピーを作ろう・撮影計画を立てよう

★キャッチコピーを何にするか考える。
  □班ごとに取材写真・プリント・付箋紙等を活用する。
  □必要に応じて「キャッチコピー」を再度視聴させ、その視点や方法について学ぶ。
   付箋紙の活用等番組の方法に基づいて取り組む。
★班ごとに発表する。(理由付き)
★4コマ画コンテ作りをする。
  □4コマ画については、初めてなので具体例を示す。(シーン・ナレーション・セリフ等を入れる)
  □原則として1ヶ所で撮影が可能なものとする。
★「アップとルーズ」を視聴する。
  □「アップとルーズ」を視聴させ、ビデオ撮影のための基本的なスキルについて理論を覚えさせたい。場合によっては、NHKカメラマンによる実技教室を行う。
★撮影のための練習をする。(セリフ、カメラワーク等、実演をする。)
  □「アップとルーズ」をどう使うか考えさせる。
(★課外でCM撮りの対象機関にアポイントメントをとる。)


■12・13時間目 CM撮りをしよう

★自分たちの計画に基づいて、CM撮りをする。
  □いろいろとお願いをする場面では、うまくいかないこともあると思われる。ぎこちない部分があっても子供たちに任せる。(次への布石)


■14・15時間目 視聴・相互批評をしよう

★撮影したCMについて話し合う
  □内容だけではなく、カメラワークといった技術面についても指摘しあいたい。
★NHK宮古報道室記者をゲストティチャ―に迎え、自分たちのCMを見てもらう。
  □技術的なものと、撮影の臨み方のコツを理解させたい。
  <技術>アングルと近さ
  <臨み方>観察、仲良くなる、動き回って現場に溶け込む 
   →メディアリテラシーの視点の深化


■16・17時間目 もう一度CMを計画しよう

★反省に基づき、再度CMの計画を立てる。
  □場合によっては鈴木記者にも協 力していただく。
★くわしい4コマ字コンテを作る
  □字コンテが深化するように支援 をする。
★計画を発表する。
★練習をする。
  □改善点を認め、意欲づけにつなげる


■18・19時間目 再度取材先で学ぼう

★取材先を再度訪れ、深く観察したり、実際に手伝いをしてみる。
  □新しい発見ができるように支援をする。


■20・21時間目 さあ、2回目のCM撮り

★計画にもとづいてCMロケを行う。
 □技術面、臨み方について留意させる。
 □編集は大人が可能な限り支援をする。


■22時間目 CM鑑賞をしよう、振り返ろう

★できたCMを鑑賞し、意見を交流する。
  □それぞれのCMのよさを認め合うようにしたい。
★今回の学習を振り返る。
  □メディアリテラシーの視点を深めた振り返りとなるようにする


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