Opportunity knocks
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2002年12月24日(火) 聖夜

クリスマス・イブといえば笑うに笑えない思い出がある。
コドモがまだ6歳か7歳くらいの頃。
そのころ彼はサンタクロースの存在を固く信じていた。
サンタクロースは空を飛ぶ事ができて、無限に子供達へのプレゼントを作り出す事ができるのだと、心からそう信じていた。

そしてクリスマス・イブの夜。
コドモは枕もとに紙でつくった手作りの長靴を置き、サンタクロースがくるのを今か今かと待っていた。わたしと連れ合いはそのうちコドモが寝つくのを待ってその手製の長靴にプレゼントを入れればいいと思っていたのだけど、コドモは12時を過ぎても一向に眠らない。それどころか、(眠ったかどうか確かめるために)部屋に入ったら冷たい冷気が部屋中に満ちていた。えっ?と思ってみてみると窓が全開になっている。
「ねえ、なんで窓をあけっぱなしにしておくの?」とわたし。
「だってサンタさんがぼくの部屋がわからないと困ると思って・・」とコドモ。
やや呆然としながらも、「サンタさんはちゃんとわかってるから窓なんかあけなくてもいいの。いつまでも起きている子供のところにはサンタさんはこないよ。だからもう早く寝なさい。」と言い聞かせた。

結局コドモは3時過ぎまで起きていた。
途中、睡魔に襲われながらもようやくプレゼントを長靴の中にいれることができたのだけど、真夜中に窓を全開にしていたコドモは2,3日後にひどい風邪をひいてしまい、しばらく高熱にうなされることになった。そしていうまでもなくその風邪はわたしに伝染し、同じく高熱にうなされることになった。

口に出しては言わないが、コドモは今でも(来年は中学になるというのに!)サンタクロースの存在を信じている様子である。親がプレゼントを買ってくれない子には、何らかの形でサンタクロースがその子供にプレゼントを届けるのだとそう思っている。
確かにサンタクロースという人は物理的には存在しないけれど、形にはできない気持ちの中にひっそりと存在しているのかもしれない。


すべての人たちの心の中に、サンタクロース的なあたたかさが満ちていきますように。Merry Christmas!


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