Opportunity knocks
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2002年09月15日(日) 「海辺のカフカ」(殆どネタばれ日記です。未読の方は注意が必要です)

朝、早めに起きて家族のために食事を作る。
柔らかめのスクランブルエッグ、レタスと大根の千切りサラダ、昨日作ったぶり大根の残り、茗荷と豆腐の味噌汁。
食事が終わって後片付けをする。そして掃除。日曜日くらいしかまともに掃除をしないので、ゆっくり丁寧にする。念入りに掃除機をかけ、テーブルを片付けて磨く。窓を拭き、お風呂の内側を洗い、タイルの目地を擦る。洗濯物を干し、アイロンをかけ、綺麗に畳んでしまう。もう着ないと思われる夏服も仕舞う。トイレ掃除もする。何も考えずに家事に集中する。
そうこうしているうちにお昼になる。連れ合いは用事ででかけてしまったので、コドモと2人でパスタを作って(パスタの茹で方と包丁の持ち方を教えた)食べる。食事の後片付けをしたあと、ふたりでプールに行く。2時間近くしっかり泳ぐ。
コドモはだいぶフォームが綺麗になってきたのだけど、それでも時々頭が上がりすぎてスムーズに息継ぎができない。長めに泳ぐとだんだん泳いでいるというより、溺れているといった感じになる。もっと後を見るようにして頭を傾けるんだよ、とアドバイスする。
プールから上がった後、休憩室で最中アイスを半分ずつかじり、それを食べ終わってから、近所のスーパーマーケットで買い物をして帰る。
久しぶりにきちんと泳いだせいで、背骨がのびて真直ぐになったような気がする。
少し疲れたけど、悪くない疲労感。
夕食。サザエさんを見ながら二人で簡単なもの(鰹のたたき、ポテトサラダ、冷奴)を食べる。(連れ合いから帰りが遅くなるらしいと連絡がある)
後片付けをして、お風呂に入って、「利家とまつ」を見る。
側室ってなに?とコドモがきく。しどろもどろになりつつ説明する。
彼はいちおう理解したらしかった。

九時になって、もう今日1日するべきことが全部終わったことを確認して、「海辺のカフカ」の続きを読む。
はじめのうちは、部屋の中や外から聞えてくる様々な物音が耳に入ってなかなか集中できなかったのだけど、5ページくらい読んでるうちに全く気にならなくなる。気がつくと小説の中の世界に入りこんでいた。
年を取った黒猫と話すナカタさんについて思いを馳せ、甲村記念図書館の閲覧室で千夜一夜を、漱石の「坑夫」を孤独に読みつづける田村カフカについても思いを馳せる。心臓がことことと大きな音をたてる。
上巻の半ば過ぎ、ナカタさんが大きな黒犬に連れられて街を歩いていくところまで読み、とりあえず栞をはさんだ。誰かと無性に話したくなった。連れ合いはまだ帰ってこない。ふと気がついてコドモの様子を見にいく。コドモはわたしが本読みに集中しているので、仕方なく一人で勝手に寝てしまったらしい。おなかを冷やさないようにタオルケットを掛け直す。
冷蔵庫から冷たいお茶をだして飲む。そしてPCを起動させ、今こうやって文章を打っている。とりあえず今日1日のことを書いてしまったので、また「海辺のカフカ」に戻ろうと思う。眠気は全くない。上巻を読み終える前に眠気がくるだろうか。それとも夜が明けるまで読みつづけるのだろうか。


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