Opportunity knocks
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2002年05月18日(土) uem

夜。
連れ合いと2人で芸術家の卵たちの集まりにいってきた。
友達の1人がその集まりの実行委員みたいな事をしているので、その関係でいくのだけど、何というか回を重ねるごとにつまらなくなってきているような感想を持った。
(そこのHPのアドレスです。興味のある方は覗いて見てください
  →http://www.uem-tv.com/slide.html)

ワンドリンクで1500円のチケットを買って中に入る。
中はすごい音量で音楽がかかっている。クラブとかでよくかかってるようなやつ。
レストランを貸し切っているのだけど、人が多くてかなり混雑している。
5,6人の芸術家の卵たちが自分のブース内で作品を展示したり、作品を販売したりしている。皮でつくったチョーカーや指輪、ガラス細工の小物なんかが置いてある。入ってきた人は適当に飲み物を頼んで、適当に飲みながら、適当に作品をひやかし、適当に帰る、という感じ。

ふむ。
これではただのフリマと変りないんじゃないだろうか、と思った。
芸術家の卵たちの集まりというからには、もう少し自己主張というものがあってもいいとおもうのに、受け手に完璧に迎合している。もっと創り手が雰囲気をリードしても良さそうなものなのに。

前回と顔ぶれが違うこともあったのだろうけど、正直に言ってほんとつまらなかった。
大勢の人にきてもらいたい、というのはわかる。資金不足なのもわかる。
でもだからといって、受けそうな企画ばかりを重視したり、ありがちなものばかりを提供していたのでは、どのみち受け手にあきられるだろうし、芸術家の卵たちにとっても有意義なことではないような気がする。

UEMをたちあげた友達もいろいろ事情はあるらしいけど、これからが結構大変なんじゃないかな、とひとごとながら心配になった。新しいことをやるのって、口でいうほど簡単なことじゃないのかもしれない。
新しい発想ではじめたことなのだから、これからもそういうコンセプトでがんばっていってほしいなあと思う。






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