Opportunity knocks
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・・・昨日の創作について少し。
読み返してみると、結構、いやかなりはずかしいのだけど、 なんでこんなものを書いたのかという理由は、いろいろ、ある。自分なりに。 最近、愛知県で虐待事件が相次いでいることもそのひとつ。 愛情を受けることがないまま育つ子どものことを、書きながら考えていた。 ほかには、・・・「孤独の発明」に影響されたというのもある。 昨日の創作は、あくまでフィクションであって現実に私の身の上に起こったことではないのだけど、やはり自分自身が投影されている部分はあると思う。 オースターがあの小説の中で書いているのと同じように、書きながら自分自身のことを深く考えたかった。
今、テスト勉強で「カタルシスとその文学上の定義」ということについて書いてるのだけど、カタルシスというものは享受する側の心的作用にとどまらず、創造作用の理論としても適用することができるみたいだ。 つまり、鬱屈したエネルギーを書くことで発散し解放するというもの。 (ゲーテが、自分の文学のことを「一種の告白である」といっているのを何かで読んだことがある)
つまりわたしも書くことで何らかのカタルシスを感じているのだと思う。
ということで少し気持がすっきりしたような気がする。
わたしにとっては意味のある文章だけど、他のひとにとってはまったく意味のない 駄文だということはじゅうじゅう承知しているのですが、まあ、日記というものはもともと個人的な文章の集まりなのだ、というわけでどうか許してください。
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