Opportunity knocks
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写真を撮りに行こう、と思っていたらあいにくの雨。 暗くて寒くて陰気な雨降りの朝。
何もする気がしなくて、春樹さんの国境の南〜を 本棚からだしてぱらぱらと拾い読みした。 人の身勝手さは底知れないと思った。 それでも人は身勝手に生きていくのだろう。
お昼過ぎ。 何日か分の食料品をまとめて買おうと、 近所の郊外型巨大ショッピングセンターへ行った。 田舎には、都会に住んでいる人には予想もつかないような 巨大なショッピングセンターが存在するのだ。
駐車場に車をとめて歩いていたら、どこかから何かが聞こえてきた。
「・・・このスペースは体のご不自由なお客様が利用されるスペースです・・ 身障者、もしくは付き添いの方以外のご利用はご遠慮ください・・」
身障者が利用する駐車スペースの横にスピーカーが備えられている。 そこからそれが聞こえてきたのだ。それも大音量で。
・・・何だか嫌な気分だった。
そこまでしなきゃいけないわけだ。 身障者が利用するスペースだってことはみればわかる。 ひとめ見ればわかることを守れない人間が山ほどいるのだ。
モラルのない人間ばかりだ。自分さえよければそれでいいのか。 そうスピーカーが言ってるような気がした。
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