Opportunity knocks
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2002年02月16日(土) 授業参観

今日はコドモの授業参観。
コドモの通っている小学校は授業参観が比較的多いところで、
1ヶ月に1回はなんだかんだと学校に足を運んでいる。

今日は算数の授業を見てきた。
算数も5年生になると結構難しい。
よく宿題の相手をさせられるのだけど、教科書をよく読まないとわからない
部分もあって、「なあに?、かあさんわからないのお?」などと
ケーベツの眼差しでみられることもある。(そのたびに、問題がおかしいッ
この問題を作った人は日本語能力にモンダイがあるといって誤魔化している
のだけど、正直言ってわたしの算数能力はかなり低いと思う)

今日の授業は、正多角形とはなんでしょう?という単元をはじめてやるらしく、
先生の説明を聞いて1枚の紙から正多角形を作ることから始まった。
いっせいに作業にとりかかる子どもたちを見てると、子どもってすごいなと
いつもながら思う。先生のいうことをきいて、いろんなことを吸収しようとする
その素直さに感心してしまう。(こういう素直さはいずれ思春期とともにさよなら
してしまうのだろうけど。)

ウチのコドモは授業のはじめにちらとわたしの方を見たっきり
授業に集中している。わたしの方がよっぽどそわそわしている。
ちゃんとできてるのかどうか気になって、近くまでいってみた。
なんとかちゃんと形になっているようでほっとしたのだけど、
「もう、かあさんあっちいってて!」と小声で怒られてしまった。

授業参観が終わった後、2人で下校しながら今日の授業参観のことを話した。
「緊張した?」ときくと、「ううん、全然」と彼は答えた。

こうやって授業参観にきて、2人で話ながら下校するということも、
もう少し経つとだんだん回数が少なくなっていくのだろう。
こんな風に素直に話す機会も減っていくのかもしれない。

はたして彼は覚えていてくれるだろうか? 
今日の授業参観のこと、母親とかわした会話、
そのときに感じたことなどを。

少なくともわたしは覚えていようと思う。
これからもずっと。



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