TOI,TOI,TOI!


2002年03月05日(火) 疲れたの巻。

1週間しか経ってないのか。なんだか長い1週間だった。

先月27日のミュンヘンフィルのアカデミーのProbespielは、だめでした。
全然だめでした。
でもいい経験になった。やっといてよかった。
どうせこれからは、これをきっと何十回もやるんだから。
あの雰囲気、あの緊張感、あれを一度味わえてよかった。

15人受けに来て、受かったのは日本人。

Nの話では、彼女がダントツで一番上手かったらしい。
テクニックは完璧。楽器もすごくいい。
アカデミーではなく正団員になれる実力だという話も出たほど、らしい。

彼女はアメリカから受けに来たんだそうだ。
はるばるそんなところからこのためにやってくる人がいるのか!
半端な気合じゃないね、こりゃ。
私はというと、カッセルで心身ともにくたびれきっていたのもあって、
弾く前からとても受かる気がしなかったし、諦めてた。
ミュンヘンに着くまで『今日弾く』っていう実感がわかなかった。
でも、そこには、
なんとしても受かってやる!
っていう気合の入った人がうじゃうじゃいた。

反省。次回に活かします。

Probespiel終了後直ちに、Nとともにカッセルへ。P君、ゴゴティも合流。

というわけで・・・パルナス合宿 in KASSEL!

私は、カッセルでの部屋探しの結果、ある友達の実家に居候することになった。
そこに4人泊まらせてもらえることになり、カッセルのテアーターでも練習ができそうだということが分かったので、今回カッセルで合わせをやることになった。
友達(タロー)のご両親は見ず知らずの人が突然たくさんやってきたのに、すごくすごくよくしてくださった。
タローが1日だけ帰ってきた日は、みんなでお母さんの手料理をご馳走になった。タローが私達4人を街に車で連れてってくれて、バーでカクテルを飲んだりもした。タローはドイツ人とのハーフ。お母さんが日本人。みんなともすぐに打ち解けて、いろいろと話をして盛り上がり、楽しかった。

合わせをしながら、ほぼ毎日仕事もあるという今回の合宿。
ばてた。
身体がぼろぼろ。特に肩が痛い。

う〜

Kは、フォーヒャルトについて2年経って、いくら弾いても疲れなくなったといっていた。
私は疲れる。弾けば弾くほど疲れる。
あんなふうに楽に弾けるようになりたい。

Kは、私がカッセルにいる間にコンツェルトエグザーメンの入試を受け、
見事合格した。


  
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