TOI,TOI,TOI!
1週間しか経ってないのか。なんだか長い1週間だった。
先月27日のミュンヘンフィルのアカデミーのProbespielは、だめでした。 全然だめでした。 でもいい経験になった。やっといてよかった。 どうせこれからは、これをきっと何十回もやるんだから。 あの雰囲気、あの緊張感、あれを一度味わえてよかった。
15人受けに来て、受かったのは日本人。
Nの話では、彼女がダントツで一番上手かったらしい。 テクニックは完璧。楽器もすごくいい。 アカデミーではなく正団員になれる実力だという話も出たほど、らしい。
彼女はアメリカから受けに来たんだそうだ。 はるばるそんなところからこのためにやってくる人がいるのか! 半端な気合じゃないね、こりゃ。 私はというと、カッセルで心身ともにくたびれきっていたのもあって、 弾く前からとても受かる気がしなかったし、諦めてた。 ミュンヘンに着くまで『今日弾く』っていう実感がわかなかった。 でも、そこには、 なんとしても受かってやる! っていう気合の入った人がうじゃうじゃいた。
反省。次回に活かします。
Probespiel終了後直ちに、Nとともにカッセルへ。P君、ゴゴティも合流。
というわけで・・・パルナス合宿 in KASSEL!
私は、カッセルでの部屋探しの結果、ある友達の実家に居候することになった。 そこに4人泊まらせてもらえることになり、カッセルのテアーターでも練習ができそうだということが分かったので、今回カッセルで合わせをやることになった。 友達(タロー)のご両親は見ず知らずの人が突然たくさんやってきたのに、すごくすごくよくしてくださった。 タローが1日だけ帰ってきた日は、みんなでお母さんの手料理をご馳走になった。タローが私達4人を街に車で連れてってくれて、バーでカクテルを飲んだりもした。タローはドイツ人とのハーフ。お母さんが日本人。みんなともすぐに打ち解けて、いろいろと話をして盛り上がり、楽しかった。
合わせをしながら、ほぼ毎日仕事もあるという今回の合宿。 ばてた。 身体がぼろぼろ。特に肩が痛い。
う〜
Kは、フォーヒャルトについて2年経って、いくら弾いても疲れなくなったといっていた。 私は疲れる。弾けば弾くほど疲れる。 あんなふうに楽に弾けるようになりたい。
Kは、私がカッセルにいる間にコンツェルトエグザーメンの入試を受け、 見事合格した。
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