TOI,TOI,TOI!
2001年08月01日(水) |
第一回カルテット合宿 |
ミュンヘンではこの日記を書けなかったため、思い出せることだけまとめて書いてみようと思う。
曲目は、モーツァルト『狩』、シューベルト『断章』、バルトークNr.6
練習の枠は、10時〜18時と決めた。
ミュンヘンフィルの練習室まで、毎朝20分ほど歩く。イザ川という川沿いを歩くのだが、これがとても美しい川で、流れがあって滝もあり、水が透き通ったグリーン。P曰く「マイナスイオン効果」で、とても気持ちよい。 犬の散歩してる人がたくさんいて、犬好きT&Nは、いちいち立ち止まって「かわい〜」とやっていた。
川の土手で、全裸で日光浴をしている人が、よくいた。この感覚は私にはまだ分からない。
練習はとても充実していたと思う。疲れたけど、これをやりたくてこっちに来ただけあって、みんなとても気合が入っていた。
ひとつ問題があった。ミュンヘンフィルは、チューニングのピッチが444なのだそうだ。私たちは日本で442で慣れていたため、とてつもなく高く感じる。互いに譲り合ったが、普段ほぼ毎日444で仕事をしているNの方が大変だろうということで、私たちがとりあえず444に慣れてみようということになった。(けっきょく10日間経っても慣れなかったのだが)
みんなでスーパーに買出しに行ったり、食事を作ったりするのも楽しかった。10日間もやってると、みんなの得意分野が見えてきて面白い。 Pは炒飯なら作れるといって2回ぐらい炒飯を作ってくれた。 Tは根っからのご飯党なので、いつも米を手際よくといで、おいしくご飯を炊いていた。それと、サラダやパスタを作ってくれていた。 私は、バイト経験から、包丁が多少得意。でもピーラーは下手なので、皮むきはティにやらせていた。それと私は、卵料理が好きなのでよく作った。 皿洗いは、いつもNがやってくれていた。
留学を終えて帰国するというNの友達が、お別れ会をするというのでNと二人で(T&Pは彼と面識がない)行った。イタリアンのレストラン。来たばっかりの私と、留学を終えて帰る彼。いろいろ考えるところがあった。 1年後の事はまだどうなるかわかんなくて、不安だと話したら、 「ダイジョウブ、ダイジョウブ。こっちにいればなんとかなる。とりあえず、1年みちっと勉強するんだな。お前ならどっか(オケに)入れる入れる。」 と、励ましてくれた。
この10日間の間に、日本料理屋と、居酒屋に一回ずつ行った。やっぱり、日本食が一番良いね。あげだし豆腐、コロッケ、鶏唐、焼き鳥、焼きナス・・・。ラーメンも食べた。漬物も食べた。おいしかった〜。
そして、ミュンヘンといえば、ビール。毎日飲んでいた。4人の中で私が一番飲んだかな。居酒屋でもビール、イタリアンでもビール、中華でもビール・・・。てっていして、ビールを注文し続けた。だっておいし〜んだよ〜。 ドイツに来ておいしいビールが飲みたい方は、ミュンヘンで「ヴァイスビア」を飲んでみてください。
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