TOI,TOI,TOI!


2001年05月23日(水) にゅうしあやうし!!

ああ、大変なことになっちゃった。・・・・・。

学校から試験についての手紙がついに送られてきて、実技は6月13日。それはいいとして、そのあと6月18日(この日は私の誕生日)に、Thorie(楽典?)、聴音、そしてKlavier(ピアノ)の試験をやる、と書いてある!

ぴぴぴぴぴ〜んち!!

何年おきかで思いだしたようにやるらしい、K曰く。
やばいよ。準備してきてないよ。

胸がスーっと寒くなった・・・・。

気が動転したまま、弾きあいを聴きに学校へ。
これはあとからKにきいたのだが、弾いてるメンバー(7人ぐらい)は別に試験を控えてるわけでもなんでもないんだって。そこがまず新鮮だったのと、みんな準備がカンペキではなくても、それぞれ「いいところ」を出している。

Kも言ってたが日本のように減点方式(ミスったらだめ)じゃないんだなこっちは。いいところをどれだけ出せるかっていう、そこに照準をあわせるのだ。
根本からの違いを感じた。

聴いてる方もあたたかくて、なんと門下がほとんど集まってたらしいのだが、ブラボーブラボーで、盛り上がりまくり。
達者タイプが一人いて、うまい!と私は思ったんだけど、そのあと弾いた、デコボコだけど思いっきりやってて、弓の毛を切りまくってチャイコ1楽章を全部弾いた男子のほうが会場を盛り上げた。

自分の感覚がすっかり日本的になってることを思い知った瞬間だった。

トリをかざったKさま。ブラームス。よかった。人柄がそのまま出ているなあ!とてもなんだかうれしい気持ち。

Kが「ごはんいっしょいく?」と言ってくれた。
「じつは、SOSで・・・」と、私。 

食事は打ち上げっぽかったので、ちょっと緊張しちゃうかなと思ったけど、Kがずっと相手してくれて、23時すぎまでその店にいた。学校からの手紙を見せ、相談にのってもらった。
ユキちゃんという19の子が、楽典の本を明日貸してくれるって!ありがたい。


  
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