水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。
2022年11月01日(火) |
芦沢 央『春の作り方』 |
「喧騒の夜想曲 白眉編Vol.1」(光文社文庫)2番目のお話。 『春の作り方』── ミステリー小説には珍しい優しいタイトルで、ほのぼの。 ミステリー部分もありますが、悲惨なシーンはなくて、日常の謎解きですね。
おばあちゃんが作った桜の塩漬けの瓶を落としてしまった僕。 おばあちゃんは去年の夏、死んでしまったため、この桜の塩漬けが 最後だったのです。 桜茶を飲むのを楽しみにしているおじいちゃんに、瓶を落として、 桜の塩漬けが床に散らばったことなど、、言えないですよね。 うん、うん、こっそりなんとかしようとする気持ち、よくわかります。
同じクラスの水谷くんが力になってくれますよ。 ところが思わぬことになります。
とにかく、水谷くん、おりこうだわ〜。
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