水野の図書室
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2004年04月14日(水) 明野照葉『恋歌』

「結婚するとき、この人は運命の人だと思った?」と、何人かに聞いたら、どうしたの?
と怪訝な顔された後、結婚式や新居や引越しの準備でバタバタしちゃって、運命だなんて、
考えるヒマなかったわよーと、笑われました。ちょっと期待はずれ。。

うーん、みんな(といっても5人ですが)そうなのか・・。あなたは運命の人、死ぬまで一緒、
な〜んて、思わないのかな。誰かひとりでも、困難を乗り越えて運命の人と結ばれた話を
聞きたかったんですけど。結婚を反対された人もいなくて(みんな晩婚だからかも)。
つまんないな。。で、もしダンナさまが死んだら?って聞いたら、全員、同じ答えでした。
“気ままなひとり暮らししたいな〜恋愛はしてたいけど“だって!ええ、同感です。笑

『恋歌』── お互い運命の人だと信じて結婚したふたり。なのに、妻には、もっと強力な
運命の人があらわれて……。

この夫が悩むことに、運命的な出会いを得たあとでも、人は恋に落ちるものなのか、、
というのがあるんですけど、、、落ちるんじゃないでしょうか・・なんとなく、そう思います。
落ちないこともあれば、落ちることもある。と言う方が近いかな。。夫婦の関係に、僅かな
隙間が生じたときを狙って、次の運命が始まるような気がします。
運命の人って、さだめではなくて、自分が創りだしていくものかもしれないですね。

あ、運命、運命って口にする女性を妻にするには、相当の覚悟が必要ですよ。
何をしても、運命ですから。浮気をしても、運命の恋なの、なんて言われかねません。


水野はるか |MAIL
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